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「繰り返すこと」は犬のしつけの基本であり超重要なこと

犬のしつけは「反復」というのが基本的な流れになります。そもそも人間にも言えることではありますが、分からないことは繰り返す、反復させることによって記憶させるとことができます。

それは犬にもいえることです。ただし犬の場合は、やるべきこと・やってはいけないことの二つを理解する、といった感じであり、「注意される=これはやってはいけないことなんだなあ」というのを犬はわかってくれます。

たとえば室内で飼ってるワンちゃんに、「この部屋には入ってはいけないこと」を教えるケースを取り上げてみたいと思います。基本的にその部屋の境界線の所に犬を連れて行き、入ろうとした場合、あるいは少し入ったら、抑えて押し出します。

これを何度か繰り返すと、ここは入ってはいけないところなんだというのを犬は割と早い段階で覚えてくれるでしょう。

やって良いこと悪いことを犬に理解させることは、それほど難しいことではありません。大切なことは、悪いことをやってしまったときに必ず注意することです。これを反復すると、これはやってはいけないことなんだということを頭でわかってくれるようになります。

犬に注意をする際に気をつけることがあります。

それは、暴力的になってはいけないということです。軽くても、体を直接叩いてしまうと、犬によっては「いけないこと」と感じる場合もありますが、効率的ではありません。何よりも、ケガをさせたり恐怖心を植え付けてしまったりする恐れがあります。

やってはいけないことをする度に、飼い主の意思をはっきり伝えることが大切です。それは「ダメ!」「いけない!」などの言葉でもよいですし、リードを軽く引っ張るなどの行動でもよいです。

そのラインを超えたら引き戻される程度のことでも、犬はしっかりと頭でわかってくれます。

ご褒美を与える方法も、しつけなり芸を覚えさせる時に特徴的なやり方の一つとしてあります。

しかし、中にはなかなか理解できなくて何度も何度も繰り返されることもあるでしょう。賢い子であれば一回で覚えることもあります。しかし、わからない子はどうして注意されているのか理解するまで何回も、それこそ何日もやる必要が出てきます。

なかなか覚えられない場合でも決して感情的にならず、昨日より今日、今日より明日、一歩だけでも前進できたらうれしいという心持ちで取り組みましょう。


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