③ディズニーワールドでのキャスト初日の話


研修が終わりその2日後にキャストとしての仕事がスタート!



場所はエプコットというパークにあるガーデングリルレストラン


キャラクターアテンダントはパークの中の写真を撮れるスポットだけでなく


キャラクターに会えるレストランで働くこともある!


日本だとシェフミッキーが1番有名かな



初日ドキドキしながらが出勤しその日の概要説明があり

担当のキャラクターが発表された!

プルートだった!
(ガーデングリルはミッキー、プルート、チップとデールに会える)


賞レース出番前の緊張感でガチガチでいると

プルートが僕の肩をポンと叩いてくれた

プルート‥めっちゃいいやつ!

そんななかオンステージ(ゲストがいる場所のことを指すディズニー用語の1つ)へ

そして最初のゲストのところへ!

‥‥拍子抜けといえば拍子抜け


当たり前だがみんなキャラクターに夢中なのでそこまで僕がどうこうということはない

なんとかなるかもという気持ちになると

キャラクターアテンダントとしての面白にもどんどん気づいていく!

それは‥


色んなキャラクターの営業ネタを
目の前で見ているような楽しさがある!!!



例えばプルートだと鼻や耳や尻尾が特徴的なので

それを使って笑いを取ることが多い

個人的にプルートのテッパンのくだりは

首輪にはタグが付いていて

If found, please return to MICKEY MOUSE
(見つけたらミッキーに教えてね)

と書いてあるのだが

それを子どもたちに読ませた後キョロキョロしてミッキーを探す


これである!


子どもたちも笑いながら一緒になって探すし


親御さんたちもプルートと自分の子どもが一緒になって

ミッキーを探している様子を見てニコニコする


幅広い世代を楽しませつつ

しかも子どもと親御さんが笑っている方向性はまた違うという見事な構成!


滑りしらず!


どこでもウケるネタ!


素晴らしい!



細かいことまでいうとキャラクターを怖がる子ももちろんいるのだが


タグを読むというのは


少し離れていても


お母さんに抱っこされていても


できるので近づくことなく恐怖心を減らすことも多く


最初とんでもなくビビっていた子が1分後にハグしているという様子も何度も見た!


いやー、素晴らしい!プルート大先生!


僕もそんな芸人になりたい



そんなことを思いつつ

じゃあキャラクターアテンダントとして何をしていたのかというと

お笑いでいうところのMC的なポジションであったりもするのかなと思う

写真を撮ったりももちろんするのだが

ジェスチャーだけで上手く伝わらないこともあるので

僕から子どもたちに

「プルートのシッポってみたことあるー?」



「首輪のタグに何て書いてあるか知ってるーー??」


のようないわばフリをしたりもする


またどんなに盛り上がっていても同じゲストに長時間というわけにもいかないので

終わらせるのもキャラクターアテンダントの仕事であり

これもまたMCぽい仕事

難しそうに思う人もいるかも知れないが

お馴染みのくだりのようになっていくので

自分の中で準備してすぐ出せるフレーズを一定数持っておけば

ある程度対応できるなと思うこともできた!



一発で英語が聞き取れなかったときは

プルートのもうちょっとゆっくりというジェスチャーフォローのおかげもあり‥

プルートめっちゃいいやつ!!

なんとか終了!!


この日はディナータイムのシフトだったので4、5時間程度の就業時間

正直‥時間以上に疲れた‥が嫌な疲労感ではない!!

むしろ充実感から来る疲労

明日からも頑張るぞ!という気持ちを持ちつつ自分の部屋に戻るとすぐに就寝


そんな初日でございました!!

次回は
ディズニーの寮など生活周りについて書いていきます!


それでは!!

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