見出し画像

育休を連続3年間取得し思うこと

我が家には今年5歳になる長女、3歳になる長男、1歳になる次女の3人の子供がいる。


私は現在3人目の育休中であるが、今回は長女、長男の産後に取得した連続3年間の育休取得について記していきたい。


なぜこの記事を書こうと思ったかというと、身近で丸3年連続で育休を取得した人が少なく、3年の育休を取得するとはどんな感じなのか(生活面や気持ち面など)、また3年仕事を離れ復帰するとはどういうことなのか、というのを知る手段が少ないという理由からだ。


私は1人目の出産時に元々3年の育休を取得する予定であったかというと、答えはノーである。当初は9ヶ月で子供を保育園に預け、約1年間の育休を経て復帰するつもりでいた。


復帰目前で、育休延長を決めた。理由は、2人目の妊活だ。1人目の産後に卵巣の状態が良くなく、産後2ヶ月で手術をした。今後を考えると、卵巣や子宮も摘出する方が安全だという説明もあったが、どうしても2人目が諦められず、様々なリスクもある中で、卵巣は部分除去することになった。


そんな産後の病状もあり、2人目を望むなら早めに産むことを勧められた。


本能的なのだろうか。私は1人目の長女がまだ幼いにも関わらず、2人目の妊活も積極的に考えるように。妊活の慣れない育児と仕事の両立の中で妊活も加わるのは大変だろうという考えの基、1人目の0歳児での入園、職場復帰は見送ったのである。幸い、会社は1子につき育休3年を取得できるため、とくに問題なく育休延長となった。


そして、ありがたいことに長女が1歳の頃、第二子を妊娠したため、育休は丸3年取得後、復帰することとなった。


育休取得の長さは人それぞれであるし、職場環境に左右される部分も多い。しかし、様々なことに恵まれ3年の育休取得して思ったことを記載していく。


私はメリット2つ、デメリット1つと考えている。


メリット1つ目は、なんと言っても初めての子の育児にみっちり寄り添えること。


長女は2歳9ヶ月まで自宅保育をすることができた。もちろん、1歳半過ぎた頃から強い自我も芽生え始めたため、終日向き合うのはかなり大変であったが、その分幸せな面にも沢山出会えた。また、熱性痙攣を良く起こす子であったため、体調不良時に仕事を気にせず看病できたことは、とても幸せだったと感じる。


私は心配症なため、長女の熱性痙攣以来、子供ってなんて脆いんだろうと思うようになり、体調不良時は神経を張り巡らせるため、精神的にもとても大変なことが多い。


そのため、子供が小さいうちは子供の体調優先で生活していきたいと強く思うようになったのもこの時の経験からだ。


このように初めての育児を仕事をせずに、3年近く過ごせたのは、とても良かったと思う。



メリット2つ目は、妊活に有利ということ。有利という言葉はあまり相応しくないかもしれないが、体調や環境に左右されやすい妊活を仕事がない状況でできたのは大きい。


特に2人目の妊娠にリミットがあった私にとって、多少育児の大変さはありながらもリラックスして過ごせたのはメリットとなるだろう。


そして、デメリットは1つ。これもデメリットという言葉は相応しくないかと思うが、2歳差の子供を四六時中ワンオペで見る必要があったということ。


周りを見ると、第一子出産後、職場復帰して、保育園に入れ、その後、第二子の産休に入る人が多かったため、日中も2人育児をしている人の情報が少なかった。


実際経験してみると、やはり大変の一言。我が家は、第二子の産後2ヶ月後くらいから、2.3週毎に実家⇄自宅を往復する1年間を過ごした。


少しでも人手が多い場所で、気分転換しながら、2人育児をなんとか乗り越えたという感じだ。


私は第二子も早めに、そしてできれば必ず欲しい!という気持ちが強かったので、覚悟の上でこの期間を過ごしたが、本当に大変な1年間だったと思う。


また3年間の育休を経て、職場復帰した感想は、思ったよりも仕事をするという感覚が残っており、すんなり復帰できたということを思う。これは、周りのサポートありきのことであるが、3年みっちり育児に専念できたおかげで、かなり前向きに仕事をするということにも向き合えることができたと思う。


いわゆるメリハリがつき始め、一言で、復帰して良かった!!というのが感想だ。


3年間育休を取ることについて思うことをつらつら書いたが、人が置かれる状況は様々なので、参考になる人は少ないかもしれない。けれども、私が育休を3年取ると決めた時、そう言った例が少なく、なんとなく不安になることが多かったため、単なる1例としてでも参考になればと書き記してみた。


1番大事なのは、自分の本心に、どうしたいのか?と問い続け、選択することだと思う。仕事と育児の両立は永遠のテーマであるが、どんな選択をするかは千差万別。自分と家族の納得のいく選択をし、その道をより良いものにするよう大事に過ごしていくのが幸せの近道ではないか。


そして、3年の育休を経て、1年復帰し、また2年間の育休をしている私。多分、こんな人あまりいないのではないか?と思うけれど、この選択に迷いはないし、これからどんな未来があるのか楽しみである。


Mina🌱




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?