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背伸びしたくなる自分もいるけど

わたしは器がちっさい。我ながら恥ずかしい。
いまは年度始めだからフレッシュな面とバタバタでミスと行き違いや物事の遅れもあると思う。

寛大な方とご一緒すると、素直に尊敬する。どうしたらこんなに寛大に振る舞えるのかと感動を覚える。
同じように振る舞おうと背伸びしたくなる自分もいる。

ミスったり遅れそうになるとき、普段からお互いさまで連絡しながら対応してきた人たちとは、お互い対処することを知っているから、だよねえ〜と過ごしている。

しかし、分からないできないことを隠そうする人に出会い、わたしは不信モードが発動した。
ちゃんと処理できているのか確認したくなったし、無言でいたが不信モードが態度で漏れていること、自分でもわかった。

尊敬するパイセンのようにデンと構えること、憧れるけれど今のわたしの年輪ではできない。
わたしはわたしの感情を受け入れた。

尊敬するパイセンがぽつりと言った。

「正直が一番ですよ。」

沁みた。
背伸びしなくていい、見栄を張らなくていい。

曇天の中、さくらはご機嫌に咲いていた。

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