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沢崎 誠(2021-2022)

次はKADOKAWAサクラナイツ 沢崎 誠選手の2021-2022シーズンを振り返ります。

1.獲得ポイント 399.7 (2位)

2位です。好成績です。

2.平着 2.07 (2位)

2位です。好成績です。平着2.07なんてぶっ壊れてます。

3.各順位率 順位点 400 (1位) 平均順位点 15.385 (2位)

1着率 0.346 9回 4位
2着率 0.346 9回 6位
3着率 0.192 5回 21位
4着率 0.115 3回 29位(低いほうが良い)
連帯率 0.69 2位

順位点400ポイントはすごいですね。平均順位点15点もおかしいレベルです。出場すれば2位以上で帰ってくるという頼もしさです。お化けです。
1着率は上から4番目、4着率は下から4番目、そんな成績取ったらそりゃあMVP争いしますわ。
26半荘出場しました。6位の多さです。サクラナイツらしく、勝ってる人を出場させてますね。

4.アガリ率 0.21 (9位) 平均打点 5962.31 (30位)

平均打点 * アガリ率 = 1252.085 (20位)
意外なことに、攻撃力はリーグ下位です。平均打点が低いですね。沢崎さんは色んなことをするのですが、確かに高打点のイメージはあまりありません。親番にこだわるイメージです。親番連荘率のデータが欲しいところですね。

5.放銃率 0.05 (31位) 放銃平均打点 5727.77 (12位)

放銃率 * 放銃平均打点 = 286.389 (31位)(低いほうがよい)
守備力が高いですね。放銃率0.05は異次元です。リーグ平均が0.1なので平均的な選手に比べて半分しか放銃しません。確かによくわからない押しを連続した後ビタ止するシーンが印象的ですが、守備力が高いのは印象通りという事ですね

6.平均局打点 - 平均局放銃=965.697 (7位)

攻撃力は低く、守備力は高いという結果でした。

7.副露率 0.22 (12位) リーチ率 0.17 (28位)

副露少し多めでリーチは少なめですね。

2021-2022雑感

2021シーズン限りで契約満了となった沢崎選手、最後のシーズンは異次元の強さを見せつけたシーズンになりました。
2020シーズンは28位という結果に沈みましたが、2021シーズンは、佐阿崎選手の活躍によりサクラナイツはレギュラーシリーズを抜けて優勝しました。
データから麻雀の内容はわかりませんが、沢崎さんの麻雀は、異様な麻雀です。それを捨てるの?それを押すの?それを止めるの?そういったことの連続です。ほとんどの選手が牌効率で打牌を決めるので、戦い方に違いが少なく、微差の積み重ねによって差がつくという戦いが多いですが、沢崎選手は戦い方に個性があります。それがMリーグの面白さに貢献していると思います。やっぱり強い爺は面白いです。沢崎選手がいなくなると最年長は近藤選手になります。実際の年齢はどうでもいいのですが、爺や婆というからには年金もらってそうな雰囲気が欲しいところです。近藤選手はまだもらってなさそうです。沢崎選手の病状については全く存じませんが、できれば2022シーズンも参加していただき、病と闘いながら麻雀を打つという生き様を見せていただきたかったです。




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