見出し画像

近藤 誠一(2021-2022)

次はセガサミーフェニックス 近藤 誠一選手の2021-2022シーズンを振り返ります。

1.獲得ポイント 5.4 (18位)

中位の成績です。

2.平着 2.54 (19位)

中位か下位という成績です。

3.各順位率 順位点 100 (16位) 平均順位点 4.545 (18位)

1着 6回 1着率 0.273 13位
2着 4回 2着率 0.182 22位
3着 6回 3着率 0.273 16位
4着 6回 4着率 0.273 14位(低いほうが良い)
連帯率 0.45 18位

22半荘で100ポイントなので平均的な成績ですね。
2019シーズンラス回避率でトップだった近藤選手が4着率で平均より上になりました。
一方で、トップ率も同じでしたので、順位点は平均程度の100ポイントになりました。

4.アガリ率 0.17 (23位) 平均打点 7444.44 (4位)

平均打点 * アガリ率 = 1265.555 (19位)
攻撃力は中位か下位ですね。平均打点がすごく高いです。

5.放銃率 0.1 (12位) 放銃平均打点 5229.62 (25位)

放銃率 * 放銃平均打点 = 522.962 (21位)(低いほうがよい)
守備力は中位ですね。

6.平均局打点 - 平均局放銃=742.593 (17位)

「平均局打点 - 平均局放銃」は中位ですね。打点と順位に乖離があるわけではないようです。

7.副露率 0.17 (21位) リーチ率 0.17 (28位)

副露率低め、リーチ率低めの麻雀だったようです。

2021-2022雑感

近藤選手は、2018シーズン(144.4pt、5位)、2019シーズン(332pt、2位)と好成績をおさめていましたが、2020シーズン(-46.7pt、19位)、2021シーズン(5.4pt、18位)となり振るわないシーズンが続いていると言えそうです。ただ、近藤選手と言えば強烈な一撃で、2021シーズンでも切り抜きになるカッコいいアガリを決めてくれました。
近藤選手は、もともと色々なことをするタイプで、2、3年おきにスタイルチェンジをしていたそうです。

しかし、注目が集まるようになって一撃必殺のスタイルを続けているそうです。近藤選手自身、勝ち負けで言ったら不利であると認めています。それでも、勝ち負けと同じくらい大事なもの(ファンのニーズ)があり、そのために期待値を極力下げないように一撃必殺のスタイルを維持されているそうです。
その考え方にもとづけば、ラス回避率というタイトルより、切り抜かれるような名シーンを生み出すことの方が大事なのかもしれません。レギュラーシーズン通過するのであれば、個人成績よりファンが喜ぶ麻雀を打ちたいというのが近藤選手の考え方かもしれません。
近藤選手には、2022シーズンもファンを魅了する麻雀を期待しております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?