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白鳥 翔(2021-2022)

次は渋谷ABEMAS 白鳥 翔選手の2021-2022シーズンを振り返ります。

1.獲得ポイント 108.8 (13位)

真ん中のちょっと上の成績です。

2.平着 2.34 (9位)

上位の成績です。

3.各順位率 順位点 190 (11位) 平均順位点 8.261 (11位)

1着 6回  1着率 0.261 15位
2着 5回  2着率 0.217 17位
3着 10回  3着率 0.435  3位
4着 2回  4着率 0.087 31位(低いほうが良い)
連帯率 0.47 16位

多井選手と似て4着回避率がすごいですね。多井選手と違うのは2着と3着の回数です。そして連帯率。4着も多井選手の方が1回少ないです。
多井選手が25半荘で242.6ポイント、
白鳥選手が23半荘で108.8ポイント
133.8ポイントの差は大きいですね。私は今まで2着と3着の差は、ポイントへの影響は少ないと考えていましたが、積み上げると大きな差になるようですね。加えて4着1回で-50ポイント程度は減りますので、4着回避率の重要さも理解できます。

4.アガリ率 0.19 (19位) 平均打点 6872.22 (11位)

平均打点 * アガリ率 = 1305.722 (15位)
攻撃力は中位ですね。

5.放銃率 0.1 (12位) 放銃平均打点 5107.14 (27位)

放銃率 * 放銃平均打点 = 510.714 (23位)(低いほうがよい)
放銃率は低くないですね。放銃打点が低いので、防御力が高くなっています。相手の打点のレンジを考慮して勝負しているのでしょうか、それとも運でしょうか。

6.平均局打点 - 平均局放銃=795.008 (13位)

素点もリーグ上位です。

7.副露率 0.23 (11位) リーチ率 0.18 (23位)

副露率は多め、リーチ率は少な目ですね。
Mリーグでは鳴くタイプの麻雀ですね。

2021-2022雑感

多井選手とともに安定した麻雀を見せた白鳥選手。ABEMASの安定した成績に貢献しています。いじられキャラであり、SNSでも人気もあり、連盟の男性プロでは最年少で、連盟のこれからを担っていく選手の一人でしょう。ABEMASもそれを見込んで獲得したと思います。しかし、Mリーグでは目立った活躍を見せられていないように思います。原因の一つは多井選手が頼りになりすぎることでしょう。大事な試合があって、チームに多井選手がいれば多井選手を出すのは当然です。
ただ、これはデータに基づかない私の印象です。
多井選手の出場半荘数は25であり、白鳥選手は23です。偏っているわけではありません。出場数は割り当てられています。2021シーズンMVPの瑞原選手より出場しています。
しかし、私には白鳥選手の麻雀の印象が薄いです。心なしか切り抜き動画も白鳥選手は少ない気がします。堀選手、近藤選手は多いのに。アガれそうなときは、副露も駆使し、そうでないときはオリる。無茶な勝負、無茶な手作りをしないオーソドックスな麻雀だからかもしれません。それで印象が薄いと言われたのでは、やってられないと思います。
白鳥選手は私の印象など気にしていないでしょうが、この印象を変えるためにも、2022シーズンは多井選手より良い成績を残していただきたいです。それを実現できたならば、ABEMASの悲願であるリーグ制覇も達成できるでしょう。


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