見出し画像

岡田 紗佳(2021-2022)

次はKADOKAWAサクラナイツ 岡田 紗佳選手の2021-2022シーズンを振り返ります。

1.獲得ポイント -261.8 (26位)

下位の成績です。

2.平着 2.9 (30位)

ワースト3に入る成績ですね。

3.各順位率 順位点 -120 (30位) 平均順位点 -7.500 (31位)

1位率 0.063 1回 31位
2位率 0.313 5回 8位
3位率 0.250 4回 18位
4位率 0.375 6回 5位(低いほうが良い)
連帯率 0.37 24位

出場は16半荘です。かなり悪い成績ですね。内川選手の成績の1位回数と2位回数を交換したような成績です。
岡田選手は、なかなか1位を取れず、全選手で最後に1着をとりました。そのときは涙のインタビューになりました。

4.アガリ率 0.2 (14位) 平均打点 5938.88 (32位)

平均打点 * アガリ率 = 1187.776 (22位)
アガリ率は中位ですが、平均打点が低いですね。

5.放銃率 0.13 (3位) 放銃平均打点 6416.66 (5位)

放銃率 * 放銃平均打点 = 834.166 (1位)(低いほうがよい)
守備力がリーグワーストですね。

6.平均局打点 - 平均局放銃=353.610 (30位)

攻撃力も守備力もリーグ下位で、順位点も下位で、結果、獲得ポイントも下位という結果です。
平均攻撃力/守備力が30位で、平均順位点が31位なのに獲得ポイントが26位になっているのは、出場が16半荘にとどまっているからでしょう。期待値が低いので、出場すればするほどポイントを減らすことになります。出場しないことがポイントを維持することになります。岡田選手が村上選手、萩原選手、瀬戸熊選手、本田選手と同様に20半荘程度出場したら獲得ポイントは30位前後になったっ事でしょう。16半荘なので26位で済んだと言えます。

7.副露率 0.17 (21位) リーチ率 0.21 (15位)

若干面前派という感じでしょうか。副露率リーチ率からするとMリーグではオーソドックスなスタイルと言えそうです。

2021-2022雑感

2021シーズンの不調の原因は、守備力の低さだと思います。
ただし、
(1)1着取れない -> 勝負する -> 負ける(放銃率上がる)
なのか
(2)勝負する-> 負ける(放銃率高くなる)->1着取れない
なのかわかりません。
これを判断するには、岡田選手のシーズン中の放銃率遷移を追う必要があります。そのデータはありません。
どちらにしても、終盤は(1)と(2)の負のスパイラルになり、放銃率も上がるし、1着は取れないし、獲得ポイントはマイナスするし、でかなりつらいシーズンになったようです。
このスパイラルは、他の下位選手にも言えそうです。
サクラナイツの場合は、不調(負けてる)の選手は明確に出場数が減ります。それがサクラナイツの采配なのでしょう。シンプルな戦略ですが、2021シーズンでは、レギュラーシーズンを6位で抜けて、最終的に優勝したわけですから、結果を残した采配と言えるでしょう。

岡田選手は、先日女流日本シリーズのタイトルを取りました。

このタイトルにご意見はいろいろあるでしょうが、Mリーグで戦う他の女流が多数出場するリーグで優勝した岡田選手が、Mリーグで全く戦えないということはないでしょう。ただし、わたしは岡田選手の雀力はMリーグの全選手中下位だと思っています。日々努力されている雰囲気はあるので2022シーズンではすごく強くなっているかもしれませんが、まだ下位の実力だと思っています。
Mリーグでは、実力のある選手でさえ負のスパイラルに入ったら下位に沈んでしまうのですから、岡田選手が負のスパイラルに入ったら逃れることはできないでしょう。
しかし、サクラナイツは不調の選手の出場数を明確に少なくするので、チームのことを気にせず思いっきり打ったら良いと思います。出場回数を増やしたいのであれば成績を残す必要がありますが、慎重(守備的)になっても勝てないのがMリーグです。出場回数を増やすためにも攻撃的に打った方がいいでしょう。

(1)攻撃的に打つ->負ける->出場数減る->チームはレギュラーシーズン抜ける
(2)攻撃的に打つ->勝つ->出場数増える->チームはレギュラーシーズン抜ける
まとめると上記のようになるので、岡田選手は攻撃に打った方が良いでしょう。岡田選手がチームポイントを減らすなんてことは考える必要ないです。チームがレギュラーシーズンを抜けられなかったら、それは岡田選手のせいではなく、堀選手、内川選手、渋川選手、森井監督の責任です。岡田選手が活躍してレギュラーシーズンを抜けたら、岡田選手のおかげです。そう思って思いっきり打ちましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?