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【ゲーム雑談】「バイオハザード」がただの傑作になってしまう。STEAM「ふりスぺ」のタイトル好き

バイオハザードREシリーズが傑作続き

で困っている。4が出たら、5と6はどうするの。明らかに日本のゲームが海外に後れを取った時期の、あれあれって感じになった5と6はどうするの。

というか、バイオハザードがふつうの傑作になっていくことって、リアルタイム世代はどう思ってる!?
よく考えると不便さもあのシリーズの魅力ではないですか? 昔の白黒時代劇映画がカラーになったりスターウォーズのCGがきれいになったりするように、魅力的になっているけど、あれが当時の最先端で革命的だったという事実は上書きされていく。

初代バイオは、部屋を移動するごとにドアを開けるカットがあって、その間にロードしている。(ファミコンのスウィートホームのオマージュという説を初めて聞いた。ゲームで一番怖いのはスウィートホームのフレスコ画の場面のいやーな音楽。)

バイオハザードが当時のゲーム機の性能でゲームを作るなら、あの「主人公から見て右、左に回転して前にすすむ」独特な操作にするしかなくて、その操作に慣れないうちに最初のゾンビが出てきて、プレイヤーにとっては慣れないことも相まってパニックになる。

今でも、バイオの昔からのファンが、シリーズの最初の敵をはっきり覚えていることがすごいと思う。マリオの最初のクリボーがクッパより話題に出てくる、みたいなもんだ。

ゲームの性能が限られていたことが、はからずも恐怖を生み出した奇跡を美しいと思う。
バイオハザード4を初めて遊んだとき、
「主人公が真ん中じゃなくてちょっと横にいる!それでも成立してる!むしろ敵が見やすいからこれでいい!」
って驚きがあったんだけど、じゃあ今古いバージョンやりたいですかと聞かれると困る。

STEAMで「ふりスぺ」をやった


浪人生が「ネオ昭和」にジャンプするノベルゲーム「ふりかけスペイシー」を買いました。ノートパソコン新調して、軽めのゲームなら遊べるようになったのです。
絶賛レビューがたくさんあるゲームだけど、ハードルは下げて!
「なんだこれ?」ぐらいのテンションで遊んだほうが面白い。他のゲーム機の末期に出ていたら、知る人ぞ知るゲームとしてマニアの間で語りつがれていたような超絶バカバカしさに振り切ったゲーム。
テキストを送るたびにパロディや、AIに書かせたようなストーリーがプレイヤーをほんろうする。
平成のネタも平気で入ってるゆるさが昭和っぽい(?)

あとタイトルの「ふりかけスペイシー」って、話に直接関係ないのに世界観とばっちり合ってるのがすごく好き。「うる星やつら」ぐらいの内容との距離感。

平気でパロディをやる悪ふざけ感が昔のギャグ漫画っぽいと思ったんだけど、これも昔の同人誌文化をアップデートした感じなのかな。
10代のゲーム好きがリメイクされたバイオハザードREをやって、「これが昔のシンプルなホラーゲームなのか」と思ってしまうようなことなのかな。

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あ、XBOXで配信されてない軽め安めのゲームで、STEAMで遊んどくべきものってありますか?コメントしてくれればチェックします。こういうときはゲーム雑誌全盛期のほうが情報が整理されてはいってきてたなー。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。