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ここを読んでいっこも興味がわかなければ、残念ながらぼくはあなたにとって価値がない。
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2020年10月の記事一覧

【ゲームレビュー】死へと向かうどうぶつたちの航海「Spiritfarer スピリットフェアラー」

幼少期にトムとジェリーで育ち、カートゥーンの動きを「いいなあ」と思う僕には最高のゲームだった。 プレイヤーは生と死のさかいめの世界で、船乗りになる。 建物を配置して、行きさきを指定して航海に乗り出す。動物の姿をした乗組員と、目的地につくまで食材を集めて、料理して、木を植えて、釣りをして。 乗組員のワガママを聞いて、ハグをする。 共同生活をしながら、死を受け入れた乗組員を「向こう」に送るのが仕事だ。 1日だけ見れば「どうぶつの森」のような、永遠に続くコミュニケーション&

下村陽子の曲に乗ってドカベンが快音を響かせる「水島新司の大甲子園」

「ファイナルファンタジー15」 「ライブ・ア・ライブ」 「ストリートファイターⅡ」 「スーパーマリオRPG」 そして「水島新司の大甲子園」 すべて作曲に下村陽子さんという方が関わっています。 熱く、頭に残るビート。ポコポコと何を叩いているのかわからないけど、耳を持っていかれるリズム。 特に戦闘中の音楽は名曲揃い。引きの強いイントロからプレイヤーの胸がざわっと沸き立ち、サビでは体温が4度は上がる。 そのなかでも、ややマイナーですが「水島新司の大甲子園」というゲームを紹介し