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繭棚

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繭棚 / MayuDana プロジェクトで、見て聞いて、調べて知った事を発信するメディアです
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記事一覧

自分のためにもやってるコトの整理をしよう

ついついウェブ作りがうまいからって、メモをとるようにウェブページを作ってしまって、なにがなんだか自分でも混乱しがち、それぞれのウェブページの意味と位置づけをあたまの中で明確に整理したほうがいいよねというのと、あと断捨離をかんがえたほうがいいということで、みなみの脳内断捨離記事を書いてみます。 みなみのやってるサイトは主にこの2つです。 ミックスパイ・デザイン (OGPがうまくいってないなぁ)はい、こちらは完全にお仕事のサイトになります。が、お仕事のサイトなのに割り切れな

分断

やっと、地元のセミナーで上野千鶴子先生のお話を聴くことができた。その後喫茶店でじっくりとお話を聴けるというおまけつきで感無量だった。 話の内容は、地域の男女平等センター(昔の婦人会館や女性センター)が、 男女参画センターと名前を変え(平等と言う文字を奪われ)、仕分けの対象となって潰されたり、民間委託になって、単なる貸部屋化しているとう実体(女性運動の対するバックラッシュ)を教えてくれた。ダイバーシティやSDGs、LGBTQ+なども女性と言う言葉を隠すために利用されている悲し

ケアと中絶

キャロル・ギリガンの「もうひとつの声で」と言う本がある。フェミニズムのなかでは賛否両論で話題になった本だ。 心理学者のギリガンは、女性の発達が男性より一般的に遅れるとされるのは、発達の進度を測るメジャーが男性中心になってるからであって、女性は女性として男性とはちがった方向で遅れることなく発達しているといった。 その女性らしい発達の方向というのが、ケアとコミュニケーションであり、女性は、他者をケアすることに長けているということだった。 しかし、その事が、ケア労働という子育

こども食どん はじめました

繭棚メンバーでこども食堂を始めようとしたけど、メンバーも場所もみつからない。そのうち唯一のメンバーも仕事の都合で関われないかもって話しになった。 そんな話をぼくはぼくのアケさんにいってみたら、だったら一緒にやらないって声をかけてもらって、急遽、こども食堂が実現することになった。 いろんなネーミングがでたなかで、こども食どんがみんなの琴線にふれて、どんぶりをテーマにしたこども食堂をやってみることになった。 23日クリスマスイブイブに開催したこども食どんには、親子連れを含め

繭棚考察書簡:2023-10-6 ぼくはぼく

町田市木曽東にオープンした、みなさんの居場所「ぼくはぼく」に行ってきました。「ぼくはぼく」は元々、鶴川団地の商店街の中に平成初期からあった物が、自分達の好きにできるような場所を探して、町田の木曽東というメインストリートの一本裏手のアパートの1階をリノベしてオープンしたのでした。 コンセプトとしては、境界線を作らない、こども食堂、高齢者の居場所、障害者の居場所といったようなカテゴリーを作らず、みなさんの居場所であることを基本としてます。 建物のとなりにはデイケア、その隣には

繭棚考察書簡:2023-9-15:ペルソナ

朝起きて、モヤモヤしたのは、繭棚のお客様って誰だろうってことだった。子ども達? おばあちゃん? 漫然とした言葉は浮かんでいるけど、まだしっかり形にしてない。 ペルソナを作ろう そう、ペルソナをつくるべきなんだ。プラグマティック・ペルソナで構わないので、お客様像を具体的にモデリングすべき時期が来たのだと思った。 ぼちぼち本業のデザインコンサルタントとしての仕事をしよう。 本来、市場調査やユーザーインタビューを経てつくるらなければならないペルソナを、暫定的に妄想だけで作

繭棚考察書簡:2023-9-15:デリカフェ

社会変革デザインの実験としての繭棚は、こども食堂+おとな食堂を基本とした地域コミュニティとして考えられている。初期は自宅ではじめるパートタイムのカフェから実験をすすめ、最終的にデリカフェの形態の食堂をつくることが構想として浮上した。 その参考になるとおもって、ちょうどお昼ご飯に立ち寄った無印良品のカフェ、Café&MealMUJIの渋谷店を体験してみたので、フォトレポートをしよう。 繭棚のデリカフェのイメージ(案) 近所のひとが気軽に立ち寄れる:テイクアウトデリ た

繭棚考察書簡:2023-8-9

あれ、前の書簡より5日しかたってないんだっけ、走馬灯(あってるかな)のように時間が経っていく気がする。 週末はっちゃけて遊んでたのは、周知の事実とはいえ、なにもそれだけではなく、ちゃくちゃくと繭棚に繋がるような出会いを探っている。 オープンダイヤログ フィンランドで生まれた、薬物治療に頼らず、対話に軸足をおいた心理療法のひとつがオープンダイヤログだ。1:1での対話の限界を踏まえて、多数の関係者によるフラットな対話によって、クライアントの困りごとを解決していく試みです。

繭棚考察書簡:2023-8-4

このマガジンは繭棚のヒントになる居場所を見学して取材した記事を列挙する予定だったのだけど、なかなか暑いなか取材先に挨拶はするものの、まだ取材するほどの関係性が築けず、進まなかった。 繭棚マガジン一方で、繭棚のヒントになる本や資料の読書は、すこしづつ進んでいて、少ないながら見てきた居場所、人づてに聞いた居場所についての話や、過去自分が体験した居場所の経験と合わせて、考察は少しづつ進んできた。 何をやるべきかを考えるには、何をやらないのかを考えることとだ。 そして、全く予備

みんなといっしょ(江戸川区)

[←繭棚にもどる] (この記事はプレ取材記事です。おってインタビューを加えてアップデートする予定です) 江戸川区 瑞江の商店街の一角にある、こどもの見守りサービスを中心とした居場所。 小学校4年生で終わる学童保育を卒業した、小学校高学年から中学生ぐらいのこども達が利用者の中心。男の子のほうが多い。 オーナーの瑠可さんは、既婚歴があり、息子さんもいるセクマイさんで、ユースのセクシャルマイノリティの相談や、生理の貧困の相談などもおこなっている。そのため部屋には、レインボー

繭棚メディア始めます

[←繭棚にもどる] 居場所作りをしてる人を訪ねて、話を聞いて、自分達のヒントにする。そして居場所作りをしている人達をネットワーク化する。そんなメディアとして初めて見ます。