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アラフォー女子3人の絆と揺れる想いを描いた『39歳』

 안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。

 日本でも人気のソン・イェジンとチョン・ミドに、ミュージカル出身で実力派のキム・ジヒョンの3人の主演で話題のドラマ『39歳』はウーマンスを描いた作品です。ウーマンス(Womance)はウーマン(Woman)+ロマンス(Romance)の造語で、女性たちの友情を表します。男たちの友情を表すブロマンス(Bromance=Brother+Romance)の反対語として使われています。

写真:https://tv.jtbc.joins.com/thirtynine

 40歳を目前に控えた39歳は緊張感が溢れる年で、何かを成し遂げたというにはまだ物足りない。何となく不安定な時期を迎える3人の女性たちの友情と恋愛を描いた大人向けのストーリーです。
 突然、余命を宣告された友人のためにできることは何か。残りの人生をどうやって楽しく有効に使えるか、3人が頑張っていく姿は視聴者を時に泣かせたり時に笑わせたりします。

写真:https://tv.jtbc.joins.com/thirtynine

 脚本は2018年のソン・ヘギョとパク・ボゴム主演ドラマ『ボーイフレンド』を担当したユ・ヨンア作家が書いています。
 この『39歳』はもともと映画のシナリオとして執筆され、最初は3人の女性たちのラブストーリーだったのが、ある短編小説に出てくる養子のストーリー、特に「存在の不安感」に強く共感したことから最終的に今の内容になったそうです。
 余命宣告、養子、不倫など重たい素材を慎重に扱いながらも愉快に展開していくところと、3人の女優たちの素晴らしい演技力が視聴者の共感を得ています。それぞれのラブストーリー以上に、心温まる3人の友情に目が離せません。
 また、ドラマの中でキム・ジヒョン演じるジュヒがドラマ『それでも僕らは走り続ける』を見るシーンが何回か出てきます。『それでも僕らは走り続ける』は、『39歳』のキム・サンホ監督が演出に参加した作品です。

※次回更新は2022年5月6日(金)の予定です。

 안녕!

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