韓国版若草物語の『シスターズ』は姉妹以外のキャストも魅力的

　안녕하세요（アンニョンハセヨ）南うさぎです。

　今回は現代韓国版「若草物語」のドラマ『シスターズ』の登場人物について。配信前から豪華キャストが話題でした。貧しいけれど仲よく優雅に育ったオ家の三姉妹をキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフが演じています。

※写真はすべて公式サイト（http://program.tving.com/tvn/littlewomen）より。

＊『シスターズ』人物相関図

オ・インジュ役 キム・ゴウン

　貧しいオ家の長女インジュ。短大を卒業してオーキッド建設会社の経理部で働いている。お金持ちの男と結婚したが結婚詐欺で、離婚してバツイチ。ある日、親しい同僚の自殺事件に巻き込まれ大金が手に入る。

　演じるキム・ゴウンは2012年映画『ウンギョ』でデビューし、当時あらゆる新人賞を受賞して一気に注目を集めました。デビュー以来今までずっと主演女優として活躍しています。若い頃に北京に10年間居住した経験があって中国語が流暢です。また、歌も上手く、実物のほうがより綺麗な女優とも言われています。
代表作：ドラマ『トッケビ〜キムがくれた愛しい日々〜』『ザ・キング：永遠の君主』『ユミの細胞たち』など

オ・インギョン役 ナム・ジヒョン

　オ家の次女。若い頃から一生懸命勉強し、テレビ局で記者として働いている。「どうしてある人は一生懸命働いても貧乏で、どうしてある人は簡単にお金持ちになるのか」という質問の答えを探している、全体的なストーリーを引っ張っていく役。

　ナム・ジヒョンは2004年に子役としてデビューしてから今まで安定した演技で評価の高い女優です。演技歴は長いですが、まだ27歳なのでこれからの活躍が期待されています。
代表作：ドラマ『ショッピング王ルイ』『おやしいパートナー』『100日の郎君様』など

オ・イネ役 パク・ジフ

　オ家の末っ子。美術の才能を持っていて最高の私立芸術高校に通っている。姉たちの助けではなく自分が持っている才能で家族を離れ成功したいと思っている。
 
　パク・ジフは2016年にドラマ『隠れた時間』でデビューし、2022年映画『はちどり』で主演を務め顔を知られるようになりました。『今、私たちの学校は…』の出演以降、より認知度が高まっています。
代表作：ドラマ『凍てついた愛』『今、私たちの学校は…』

チェ・ドイル役 ウィ・ハジュン

　アメリカの名門ビジネススクールであるウォートン・スクール出身。ウォンリョングループの海外法人の本部長で、実際にはパク・ジェサンの財産（裏金）を管理している。

　ウィ・ハジュンは2015年に映画『チャイナタウン』でデビューして『イカゲーム』で認知度が高まっています。格闘技のファンで筋トレにも力を注いでおり、2021年10月に韓国の男性向け雑誌「Men’s Health」の表紙モデルになっています。
代表作：ドラマ『ロマンスは別冊付録』『18アゲイン』『イカゲーム』など

ウォン・サンア役 オム・ジウォン

　ウォン・ギソン将軍の娘。ミスコリア出身で若い頃演技を学んだが才能が開花しなかったという過去がある。ウォンリョン財団などを運営している。

　オム・ジウォンは1998年にデビューして2003年映画『トンケの蒼い空』でチョン・ウソンの相手役として出演して顔を知られるようになります。それから多くの映画やドラマに出演して安定した演技力と優雅なイメージで高い評価を受けています。
代表作：ドラマ『3度結婚する女』『操作』『パンドラの世界』など

パク・ジェサン役 オム・ギジュン

　ウォン・ギソン将軍の運転手の息子。ウォン・サンアの夫。弁護士出身で現在は野望を持って政界で活動している。

　オム・ギジュンは1995年に演劇でデビューして1996年からはミュージカル俳優として活躍します。ミュージカル俳優としての認知度も高く、ドラマ『ペントハウス』では悪役として素晴らしい演技で多くのファンをつかみました。多彩な才能を持つ人気俳優です。
代表作：ドラマ『被告人』『ペントハウス』『流れ星』など

チン・ファヨン役 チュ・ジャヒョン

　オーキッド建設会社の経理。インジュの同僚。普段は平凡なOLだがプライベートは秘密に包まれている。

　1996年にデビューしたチュ・ジャヒョンは、2005年に中国に進出してから韓国より中国での活躍が多く、2017年には中国でもっとも成功した韓国女優と言われました。最近は2022年のドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』での演技が好評です。
代表作：ドラマ『ナルコの神』『グリーン・マザーズ・クラブ』など

ジン・ヒョンミン役 オ・ジョンセ

　オーキッド建設会社の財務取締役。特別出演。

　オ・ジョンセは1997年に映画でデビューしてからさまざまな映画やドラマに出演しています。最近は『椿の花咲く頃』『サイコだけど大丈夫』での演技が評価され「百想芸術大償」で2年連続助演男優賞を受賞しました。演技派俳優として高い評価を受けています。
代表作：ドラマ『椿の花咲く頃』『サイコだけど大丈夫』『スイートホーム』など

　次回は、『シスターズ』の脚本家と監督が共同作業で作り上げた話題の映画『別れる決心』を紹介します。

　안녕！