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ソウル近郊で食べる韓定食『オウォル食堂』

안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
今回はソウル近郊にある韓定食のお店を紹介します。

ソウルから約1〜2時間の距離で行ける京畿道(ギョンギド)には落ち着きのあるのどかな雰囲気のお店が多いです。電車やバスで行くのは少し不便ですが、旅行中にレンタカーを利用するときはソウル近郊まで足を伸ばしてみてもいいと思います。

今回行ったところは龍仁(ヨンイン)市にある『オウォル食堂(오월식당)』という韓定食のレストランです。オウォルは韓国語で5月(오월)という意味です。お店の入り口には001と002と書いてあり、中に入ると001はレストラン、002はカフェと建物が二つに分かれています。

レストランは天井が高く、室内からも空が眺められるのでとても開放感があります。韓屋(ハンオク)という韓国の伝統的な建築様式で作られた建物がとても素敵です。

韓定食は韓国の伝統的な献立による料理が揃っている定食です。料理は二回に分けて運ばれてきます。一回目はチャプチェ、チヂミ、サラダ、キムチなどのおかず、二回目はメイン料理、ご飯、汁ものが出てきます。一回目から二回目が出るまでは時間がかかるのでその間に料理を食べながら待ちます。

『オウォル食堂』のメインメニューはカンジャンケジャン、石釜焼きご飯、LAカルビなどがありますが、今回はボリグルビとLAカルビを頼みました。
 
*ボリグルビとは
丸麦の中に入れて涼しいところで3、4カ月間熟成させたイシモチの干物のことです。食べるときはそのまま食べるか緑茶などでお茶漬けにして食べます。
 
*LAカルビとは
韓国ではカルビを包丁でそのまま切ることが多いですが、アメリカやオーストラリアなどではカルビを機械で直角に切ります。細い骨とともに切断したカルビを加工したものがLAカルビです。
LAカルビの語源にはいろいろな説がありますが、カルビは骨とともに切るので骨の側面を意味する英語「Lateral」の頭文字のLとAでLAカルビになったという説と、アメリカのロサンゼルスに住んでいる韓国人が食べる焼き肉用のカルビを韓国から輸入したことから地域名が普通の名詞になったという二つの説が有力です。

レストランの窓からはカフェの建物が眺められます。食後にはカフェでゆっくり時間を過ごすのもいいでしょう。この日は雨が降ったので窓側から眺める庭の風景もとても素敵でした。

私も食後にカフェに移動してみました。あまり期待しなかったお菓子が意外と美味しくて、食後のコーヒータイムもとても良かったです。(かわいいおしぼりもお気に入りでした)

ドラマの写真は「https://m.programs.sbs.co.kr/drama/breakingup」より。

また、オウォル食堂は2021年11月12から放送されたソン・ヘギョとチャン・ギヨン主演のドラマ『今、別れの途中です』ロケ地としても使われています。
 
*オウォル食堂*
インスタグラム:https://www.instagram.com/owol_2009
住所:Gyeonggi-do Yongin-si Dongcheon-ro411
 
안녕!

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