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【レシピつき】韓国ドラマに出てくる気になるあれ…「オムク 어묵」をおうちで作ってみませんか?(ドラマ『サンガプ屋台』について#6)

 ドラマ『サンガプ屋台』について6回目です。今回は、韓国ドラマによく登場する「オムク 어묵」について。

『サンガプ屋台』公式HPなどの登場人物紹介で、クィ班長(チェ・ウォニョン)が手に持っているものが気になった人も多いと思います。

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ドラマ『サンガプ屋台』公式HP(http://tv.jtbc.joins.com/mysticpopupbar)から。

 これは韓国のおでん「オムク 어묵」という四角かまぼこです。ドラマの中で料理として紹介されてはいないのですが、屋台の厨房の中でちらっと見えるシーンはあります。オムクはトッポッキと一緒に販売しているところが多く、サンガプ屋台でもよく見るとオムクの隣にはトッポッキがあります。

 韓国おでんは日本のおでんとはかなり異なります。最近は「おでん 오뎅」という言葉より「オムク」を使っていますが、「おでん」でも韓国で通じるので、両方知っているといいと思います。ただ「おでん」は日本から伝わった言葉で、日本のおでんも韓国で広まり、日本料理として理解されています。韓国のオムクは、白身魚の練りもののことを言います。

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 オムクの形は丸いもの、厚めのものなど色々ありますが、一番よく使われているのは薄い四角形のものです。「韓国四角かまぼこ」で検索すれば日本からでもネットショップで買うことができます。冷凍状態で販売しているので、購入したら冷凍保存して、必要な分だけ出して使います。

 オムクは海の街・釜山(プサン 부산)の名物でもあり、屋台などで売っているのは釜山のものが美味しいと言われます。また商品の名前にも釜山の地名が入っているものが多いです。

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 薄い韓国四角かまぼこは、トッポッキにもよく入れます。釜山ではトッポッキに韓国四角かまぼこが入るのが当たり前ですが、ソウルの即席トッポッキ店に行くと主役のお餅にトッピングするメニューの一つとして韓国四角かまぼこがあり、その違いが面白いです。

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 クィ班長が手に持っているのは、韓国四角かまぼこを大きな串に二枚さしているものですが、家庭で作るときは、食べやすいよう小さな串に一枚を半分にして作っていました。これにはルールがあるわけではないので、お好みで自由でいいと思います。それでは家でも簡単に作れる「オムク 어묵」のレシピを紹介します。

「材料」2人前
煮干し出し汁2500ml、韓国四角かまぼこ6枚、大根200g、玉ねぎ1/2個、ねぎ1/3個、唐辛子2個、薄口醤油大さじ1、小さじ塩1/2
ヤンニョン醤油:醤油大さじ1、玉ねぎ大さじ1、ねぎ大さじ1、唐辛子粉小さじ1、ごま油小さじ1/2、ごま小さじ1/2

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1.四角かまぼこは半分に切り串にさしておきます。

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2.煮干し出し汁に大根、玉ねぎ、ねぎを入れて沸かします。沸騰したら弱火にして30分ほど煮込みます。

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3.薄口醤油、塩で味付けしてから唐辛子、オムクを入れて15分ほど煮込みます。
(完成したら玉ねぎ、ねぎ、唐辛子は取り出します)

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4.ヤンニョン醤油の材料をすべて入れ混ぜます。

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5.完成したオムクはヤンニョン醤油につけて食べます。

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 オムクのスープでトッポッキを作るとトッポッキがさらに美味くなります。オムクとトッポッキは相性がいいので、屋台で食べるように一緒に食べるととても美味しいです。

トッポッキの作り方は前回の記事を参考にしてください。
『学生時代を思い出す「トッポッキ」』


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