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Outcryの元ネタとBBHF

こんばんは。チャンケイです。

Outcryが無事にデジタルリリースされました。
自分の曲は、手元のマスターデータで聴くのとサブスクで聴くのでは、なんだか違った様に聴こえる。だから、サブスクで改めて聴いてみて初めて安堵する。

ちなみにヨルガヲの音源はYoutubeでオフボーカルのインスト音源も公開してる。折角だから、このトラックを制作するにあたって参考にした曲や悪く言えば"パクリ元"を書き残そうと思う。

まず、この曲で何がしたかったかというと、『BAD SUNS』になりたかった。これに尽きる。
BAD SUNSはLAのバンドで、デビューから最新のアルバムまで一貫して僕の好みに突き刺さるサウンドを出している。

Outcryの元ネタはズバリBSのキラーチューン『Daft Pretty Boys』。一聴するとロックなアンサンブルなんだけど、聴けば聴くほど情報量が多くて、カラフルで色濃いトラックっていう僕の好みそのもの。


取り入れたネタは、ドラムだとハイハットにタンバリンをレイヤー、サビのキックにサブローをレイヤーの2つ。
キックにサブローがレイヤーされているのはエンジニアさんから教えてもらって取り入れた。サビに入るとサウンドのスケールが一段階大きくなるようなトリックになっている。

ベースだとBメロの白玉のセクションにシンセベースのレイヤーを入れること。BSの様な海外のミックスでは、左右のパンニングが広々としているのに加えて、低域から高域までのレンジも広いと感じる。その感じを演出したくて取り入れた。

ギターは分かりやすくて、サビのフレーズなんかはもろにオマージュした。

シンセ周りは前にも書いたけど、キラキラと宙も舞う様なシンセパッド、まるで生き物の様に自由に動めくシンセバッキング、壮大なスケールのストリングスやエアリーなボイスコーラス等のアイデアを取り入れた。

また、シンセ周りではもう一つ参考にしたバンドがいる。それは僕が大好きで尊敬して止まないバンド「BBHF」。
BBHFは音の使い方が超上手くて、どの楽曲も"技アリ"なサウンドメイクがされている。適当に聴いてても全体的に心地良いし、音楽を聴く耳で聴いても全く飽きないトラックなのだ。

そして、BBHFと僕らには実はちょっとした接点がある。この話はまた今度するとして、とにかくBBHFなしではこのトラックは出来上がらなかった。

そんなこんなでBad SunsとBBHFの良いとこ取りをして出来上がったのがOutcryというわけ。

是非、改めて聴いてみて。

p.s 引っ越し先でもスピーカー設置完了した😌


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