クラウドファンディングで大量にモノを売るのはやめなはれ
クラウドファンディングを立ち上げる準備をしている。
2つも。
で、あらためて感じていることを書き残してみる。
これからクラウドファンディングにチャレンジしたい方にとっては非常に重要な「お金」についての話。
もうちょい具体的に言うと「手数料」について。
ここを見誤ると、ちゃんと目標金額を達成しても最終的に赤字になることも考えられる。
そんな馬鹿げた話はない。
ということでいってみよう!!
絶対に忘れてはいけない手数料について
これからクラウドファンディングにチャレンジすることを考えている方なら一度は聞いたことがあるだろう「手数料」という言葉。
CAMPFIREやReadyfor、Makuakeなどのクラファンプラットフォームのサービスを使う際に必要になる「ショバ代」みたいなもの。
クラウドファンディングで集まった支援金から「◯◯%」という形で支払われる。
たとえば……
・CAMPFIRE 17%
・Readyfor 17% or 12%
・Makuake 20%
100万円の支援を集めたとするとCAMPFIREの場合は「17万円」、Makuakeは「20万円」が手数料として各プラットフォームに入る。
しかもこの17万円に対して消費税がかかるので実際は、100万円から18万7千円が引かれた金額が手元に残る計算である。
毎日、毎日、僕らは鉄板の上で焼かれてイヤになっちゃうよ〜♪
という歌が遠くから聞こえてくる。笑
この手数料分のマイナスが頭に入っていないと死ぬ。
100万円が必要なプロジェクトであれば、手数料が引かれることを計算に入れて、その分余計に集めなくてはならない。
10万円のリターンが売れても8万円になっちゃうし、1万円の商品なら2000円くらい手数料としてもっていかれるパターン。
結論、馬鹿馬鹿しいのでクラウドファンディング内で商品をたくさん売るのはやめましょう。
継続して販売できるものであれば、自社サイトやBASEやSTORESなどの無料で使えるECサイトを使うのがお得。
絶対に間違えられない計測がそこにある
送料……。
たかが送料、されど送料。
送料で泣かされた方も多いのではないか??
リターンを支援者に届ける際の送料を計算に入れ忘れている方が多い。
イヤリングとかね、アクセサリーだったらしっかり梱包する必要はあるけど、重くないし嵩張らないので送料は安い。
しかーし!!
荷物というものは大きくて重ければ重いほど送料は高くつくのが定説。
あなたのプロジェクトのリターンはどれくらいのサイズ??
しっかりと大きさと重さを測り、予め郵便局や宅急便で料金を確認して、その値段をリターンのお値段に反映する。
ここも超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超でぇ〜じです!!
クラウドファンディングで大量にモノを売るのはやめなはれ【まとめ】
手数料と送料はリターンを設計する際に必ず頭に入れておくべし!!!
ここで赤字を出してしまうようならプロジェクトオーナー失格。
イチから出直そう。
新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。