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プロフィール・著書

山本 竜也(やまもと たつや)
1976年、大阪府に生まれる。北海道大学大学院地球環境科学研究科修士課程修了(雪氷学)。2003年に気象庁に入庁後、東北・北海道各地を移り住む。仕事のかたわら、地方史や個人史を題材に文章を書き続けている。札幌市在住。連絡先:minamisiribesi@hotmail.co.jp

【著書】

地方史のつむぎ方 北海道を中心に(尚学社、2024年):販売中
地方史を調べ、聞き、書き、出版する方法は? 炭鉱・鉄道・古地図・女性・先住民族・空襲・武四郎・方言・写真など、数々のテーマに取り組む在野研究者・作家・学芸員・大学教員ら25人が明かす。

『続寿都歴史写真集 昭和二十一年~』(書肆山住、2021年):販売中
610枚の写真が語る 戦後の寿都。『寿都歴史写真集 明治二十四年~昭和二十年』の続編。町民や元町民宅を訪ねまわって集めた写真の数々を掲載。写真家、掛川源一郎が寿都で撮影した写真も収録。

『寿都歴史写真集 明治二十四年~昭和二十年』(書肆山住、2018年):販売中
450枚の写真が語る いにしえの寿都。鰊場・町並み・私鉄・鉱山・人々…。あらゆる分野を網羅した寿都はじめての写真集。個人宅に眠っていた数々の写真を初公開。絵・地図・新聞紙面も収録。

『父は帰ってこなかった 北海道空襲で亡くなった人と残された人たち』(書肆山住、2017年):品切れ
戦争で家族を失った人たちは、どのように、その事実を見つめ、折り合いをつけ、その後の人生を歩んでいくのか。根室空襲で父を亡くした兄妹、戸井空襲で祖母と妹を失い、さらに目の前の海で母の従弟を亡くした男性に、故人の人柄や遺族の戦後を訊く。『北海道空襲犠牲者名簿』の追補や犠牲者地図の改訂版も収録。

『南後志-寿都・島牧・黒松内-に生きる 五十三人が語る個人史と町・北海道・日本の歴史』(書肆山住、2016年):販売中
南後志に生きる人たち53人が語る個人史と、そこに見える町・北海道・日本の歴史。戊辰戦争・ニシン漁・出征・空襲・シベリア抑留・引き揚げ・寿都鉄道・国鉄・満鉄・開拓・炭焼き・鉱山・炭鉱・保健婦・養護教諭・ばんえい競馬・東京オリンピック・郵政民営化…。北海道の小さな地域に、多種多様な経験をしてきた人たちの物語があった。

『寿都五十話 ニシン・鉄道・鉱山そして人々の記憶』(書肆山住、2014年):品切れ
ニシン漁や寿都鉄道・寿都鉱山などに関わる証言や資料を集め、50の話題にまとめた。証言者は100人以上。寿都鉄道が敷設に到った経緯、寿都大火、寿都劇場、池田公園、幌別川水力発電所、弁慶岬灯台、汽船遭難事故など、『寿都町史』には書かれていない事実の数々を掘り起こした。

『東海丸の最期 乗員と町民が語る寿都空襲』(2012年):販売中
1945年7月15日、寿都で米海軍艦載機の攻撃を受けた沈んだ東海丸と乗員たちを追う。生存者2人の証言と、新婚間もない船員が妻とやりとりした手紙を収録。

『北海道空襲犠牲者名簿』(2011年):品切れ
1945年7月14日、15日の北海道空襲で亡くなった犠牲者を求め、334件の資料を閲覧。2626人の名前を明らかにした。その後も情報が寄せられるなどして、2024年現在、2639人の名前が判明している。

『寿都空襲 南後志をたずねて(1)』(2009年):品切れ
1945年7月15日、寿都で米海軍艦載機の攻撃を受けた沈んだ東海丸を町民らの証言から追った。(1)としたのは、このあと、寿都鉄道や寿都鉱山についてシリーズで出すつもりだったため。結局は『寿都五十話』という別の形になった。




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