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年少4歳娘のお小遣い制度

2022年1月から,4歳娘にお小遣いをあげることにしました。
1週間20円の定額制。

きっかけは,出かけるたびに「何か買って」と言うようになったから。
この「何か買って」にどう対応するかは本当に悩ましいし,はっきり言って腹立たしい。
どうしても欲しいものがあるわけでもないのに,何でもいいから何かを買ってほしいというスタンス。我々親が稼いできたお金を何だと思ってるんだ。ぷんぷん。
そこで,できたら少しでもお金の大切さを学んでほしいと思ったのと,本当に欲しいものを買うことが重要なのだという消費者としての姿勢?を学んでほしくて。

20円渡して,それで買うものは何であれ文句は言わない。
渡したお金は娘のモノだから。
買って,お金が減って,そして買ってよかったと思えるものが手元に残るという経験をじぶんでしていかないと。これは買わなければ良かったという失敗も,すればよいと思ってる。

10円2枚を渡すだけだけど,コインが少しずつでも増えていくのは嬉しい様子。箱にしまってカシャカシャ振ったりしている。
本当はお小遣い帳をつけさせたいけど,それはまだちょっとむずかしいだろうから,アプリに一緒に入力している。サンリオのかわいいやつに。お金をきちんと管理する癖もつけたい。

そして,驚くほどの効果が(今のところだけど)見られている。
出先で「何か買って」と言わなくなった。お店でいろいろなものを見て回るけれど,「これ欲しいな」と言いながらも親にねだってくることがなくなり「お金貯めて自分で買うんだ」と言うようになった。
これにしようかな,こっちもかわいいな,と買いたいものを比較するようになった。

本当に必要な文具や洋服やそういったものはきちんと買ってあげる。
誕生日は盛大にプレゼントするよ!サンタさんも張り切ってプレゼント持ってきてくれるよ!
でもそれ以外の娘が欲しいと思うものは自分で買ってもらおう。

このお小遣い制については,夫と数日にわたり話し合って決めて,これでも納得しきっているわけでもないし,半年後には何か問題が生じているかもしれない…
ていうか,子育てって何でこんなに難しいの!?人を立派に育て上げてきた先達に,尊敬しかない。
今後,対応しなきゃいけない課題がどんどん複雑に難しくなっていったとき,自分が納得できる,子どもにとって幸せな対応を,その都度考え出すことはできるんだろうか?


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