斜陽
卒業証書を持つ先輩の袴姿が写った写真。
私も着実にその時が近づいてきていてるのだと
ようやく実感した途端、焦りが出てきた。
「今何してる?空いてたら今日会いたい」
が簡単に言えなくなってしまう。
大切な人たちと少し遠くなる寂しさ。
その時、残りの時間を過ごしたいと浮かぶ数人が
とても大切なことに気づく
再確認する
もう二度と忘れかけることのないように。
これからどれだけの日々を一緒に過ごせるかな。
太陽を避けて木陰の下を あの子の元に会いに歩く。
みなみ まる
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