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水産業の未来把握 IT×水産業

ハイサイ 本日は自分が興味を持っている水産業の未来把握をしていきたいと思います。

水産業の現状

結論:日本の水産業の業績は右肩上がりである

皆さんは日本の水産業は高齢化が進み、漁業者が減り、水産資源も減り、未来が暗い産業だと思っていませんか?

それはあながち間違っていませんが、日本の水産業の総収支を見てみると右肩上がりに増えていっています

これは、世界でのお魚ブームが来ているのことと、日本の養殖業の発展が水産業の発展を支えています。

もちろん漁業者だけを見てみると高齢化が進むにつれてリタイアする人が増え若者の参入が少なくなっていることからくる漁業者不足はあり、地球の環境の変化に伴った資源の減少などもあります。

しかし、日本における水産業の収支は右肩上がりになっていることをきちんと理解するべきです。

日本の水産業の変化

今日では世界で水産物を食べるということが広がっており、日本だけが魚を食べる時代は終わっています。

こんなこともあって、昔は普通に行われていた遠洋漁業も、排他的経済水域ないだけと決められたことからも日本の漁獲高は大幅に減ってしまいました。

そこで今日の日本では、捕れなくなったら作ればよいという発想の転換を行いました、これが”養殖”です

日本は養殖ブームと言われるくらいに養殖魚が出回り、ブランド化されたお魚が作られています。これは、お魚の価値を高めることに成功したともいえるでしょう。

例えば、天然でとれていたサバの価格が1匹300円で売られていたとすると、養殖でブランディングをしたサバだと500円でも売れるようになってきました。

しかし、日本の養殖のほとんどが天然の稚魚を捕まえて、自分の生け簀に入れて育てるという方法をとっているため、天然の資源を減らし漁師さんたちにも悪影響を及ぼしかねないのです。

ここから重要になってくるのが、天然の稚魚を捕まえるのではなく親から卵をとることまでを人の手で行うことができればもっと養殖魚が天然資源に干渉せずに問題なく作れるようになるというのが大きな課題になっています。

IT×養殖で見える世界

IT×養殖ができると養殖にかかる人間の労力がめちゃめちゃ減ります。

これは自動化が進んでいる現代では普通のことではあります。現在の養殖は魚の生態に合わせて水深や流れを考えて少しづつ場所などを移していかなければなりません。この作業がとてつもなく時間がかかります。

そこでこの作業を自動化するべく、魚の特性や水温などで生け簀の水深や場所を記憶させて移動させることができればより良く効率的に生産することができます。

皆さんが思っている以上に水産業にも自動化が組み込まれ、漁業者はその恩恵を受けています。

だからこれからは誰もが魚を捕ることができるような情報などを整理することで日本の水産業はさらに飛躍していきます。

ほんじつはここまでとさせてもらいます。ありがとうございました!


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