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短歌

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南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
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#高向

土日のみ バーガーめざす 梅雨合間 自転車にて 向かう古民家

土日のみ開いている店がある。土曜日に現地に向かってみることにした。調べれば自転車とハンバ…

気になって 調べてみたが わからぬも 目立つ存在 やっぱり謎か

賽の神(さいのかみ)とよばれるもの。以前に何度も他所の場所で見つけたり、聞いたりしたこと…

梅雨前の バラとアジサイ 咲く園で 町マルシェは 良きアウトドア

アジサイが咲き始め、バラも見事に咲いているという。そんな情報を得てしまえば、近所の植物園…

道の駅 連休前 屋根できる 春雨気にせず トイレ駆け込み

地元の新鮮な野菜を買うために大きな道の駅に来た。ここは駐車場が広い。どこに止めてもよいの…

新店に 試しに入る 春の午後 旨いコーヒー 居心地の良さ

晴れた春の午後、道の駅の野菜直売所で今週分の野菜を購入した帰り道である。いつものように外…

家事を終え 春に誘われ 裏の道 車無き道 ゆったり散歩

これは家事と言えるのかどうかはわからないが、個人的には年に一度の大きな火事なのかもしれな…

ひな祭り 令和時代は ミュージアム 江戸の御殿と 武将の幟

街の小さなミュージアムでは昔のひな祭りが飾られていると聞いたので、中に入ってみた。古いひな人形を寄贈したもののようだ。おそらくは定番のひな人形が人形販売店のように並んでいるとばかり思っていた。無料で閲覧できるものだから、あまり期待はしない。最初は郷土の常設展示物が並んでいる。そして奥にある特別展に行って見た。「え?」展示物に一瞬息をのむ。ひな祭りのイメージが全く違うのだ。 「七段飾りではなく上に御殿が...…」ひな人形など昔から同じものが続いているというのは大きな誤解だと知

梅見でも 花より団子 理に適う 植木のパフェ 笑うアイデア

「白は終わりかけか、でも赤はまだまだ」そんなこと思いながら梅を見た。毎年恒例になっている…

ありがとう 花に囲まれ クリスマス 感謝の年 来年続け

「ありがとう」と言う声がすぐ近くで聞こえた。道の駅でイベントの屋台出店しているお店に、何…

秋展示 寺の歴史を 知る機会  展覧会の 中世見て

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野で文化の日から始まったふるさと歴史学習館の特別…

ダージリン 頭を悩ます 秋空に 田んぼの近く にゃんイベント

「ふう、数字が合わない。こりゃ数学の勉強をやり直さなければいけないな」ダージリンティを飲…

バスに乗り 秋の風景 眺めつつ 稲穂が映える 彼岸赤花

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野は稲刈り前で稲穂が実っている状況、すぐそばに彼…

楠公の 伝承見て 感ず秋 史実と異ても 伝説生きる 

大阪河内長野に遊びに来た石坂を在住者の木戸は、ふるさと歴史学習館に案内した。理由は歴史が…

ただ歩く 歩いた先に 異空間 トンネル抜けて 次の世界に

ただ歩く、目的のために歩く。ここは南花台と呼ばれる住宅地、大阪河内長野にはよくある山を造成して作られた住宅地なので高台である。「道の駅まで歩いて行ける道があるんだ」ということを知った日野美加は数日前のこと。結婚して引っ越ししてから間もなく3カ月。これまで道の駅に行くときには夫の車で行っていた。  だが専業主婦の美加は結構時間がある。「ちょっとの散歩でいけそうかな」ちょうど天気の良い午前中、夫を会社に見送った後、いちど地図で見つけた道を歩くことにした。 歩いて20分くらいか