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短歌

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南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
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#富田林

気になりし 小さな丘を 眺めつつ 何と想像 世界広がり 

散歩道には気になって仕方がないものがあった。簡単に登れそうな丘がある。あるが、柵でおおわ…

千本目 毎日書くは 暇人か たとえそうでも 役立つ記事を

近所の公園を散歩する。気が付いたら1000本も書いてしまった。もともとは月に10本がノルマであ…

山の中 太古の昔 建つ社 新たな鳥居 信仰深く

それほど山奥というわけではない。バスの走る麓から山を登る必要はあるが、そんなに高い山では…

恒例の 田植えに笑う 子どもたち 横の大人も みんな笑顔に

機械を使えば簡単にできることでも、あえて手作業を行うことでひとつの行事として成立する。先…

バスに乗り 目指した先を 楽しみに 時刻調べて トリップ気分

昨年から運営状態が変わったバス路線、バスの本数が少し減らされてしまった。だが、それほど悲…

街並みが 古い場所も 代謝あり 店は消えても 復活予定

江戸時代の道がそのまま残っているような古い町並み、保存地区として残っていて、新しく建てる…

川止めの 堰を眺めて 気づくこと ゴムでできたと 知って驚き

何気なく川を眺めると、小さなダムのような堰の姿が見える。農業用水に使うために、このようなことをしていることはすぐにわかった。それにしても堰き止めている上流と堰の先の下流とでは水の量が違いすぎる。小さなダムが川の中に頻繁にあるようだ。 丸い堰は当初コンクリートでできていると思い込んでいた。だが実際にはゴムでできていることを知る。中で空気を入れて膨らませているのだという。それを知って見ると確かにゴムっぽい。人の見た目は情報によって変わると聞いたことがあるが、誠にそのようである。

イベントの 乱立迷う 五月かな 選ぶ楽しみ 時間を区切り

頭をひねった。見事に集中している。お互い日程調整はしないのだろう。同じ日に数多くのイベン…

火祭りで わかることには 火の怖さ 祭の意味は 意外なとこか

儀式としても見ごたえはある。だが、それ以上に感じたことは火の怖さであった。ほら貝と独特な…

大学の 博物館へ 訪問し 展示物見て 歴史を思い 

大学に来た。大学に来た理由は大学の中にある博物館が目的である。博物館に来たのは初めてでは…

五月晴れ 見つけた緑 境目に 歴史調べて 自己満足に 

地域の歴史を調べていると、余り誰も知らないことを知った。ちょっとみんなに自慢したくなった…

丘の上 遠くに見える 山眺め 視線落として 見るツツジかな

地図を見たら平面である。だからそのまままっすぐに歩けるものだと錯覚した。実際には立体があ…

五月晴れ 緑の壁の 公園に 要塞ごとき 想像歩き

五月晴れ、家から近い場所を歩く散歩の途中。特に珍しいものもない住宅地を歩く。いつものよう…

十割の そばを食らうは 七の福 平日昼も 楽しみの場に 

連休の最終日、明日からの事を考えるとまだ明るいのに何となく気が重い。休みすぎも考えようだと思っていたが、最後の日だからちょっとおいしいものを、得した気分になりそうなものを食べようと町を歩く。 探してみると言いながら事前に調べたランチのお店に来ていた。そば屋だが平日の昼も営業しているらしい。今日は平日ではないが、おいしければ平日にも来れると喜んで中にひある。豪華な調度品が並んでいる中、登場したのは十割そばだ。手打ちではないそうだが、十割のそばが食えるなら気にしない。こうしてそ