マガジンのカバー画像

短歌

632
南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
運営しているクリエイター

#富田林

蓮の花 愛でるためには 早起きを 朝露の粒 映えにも良しと

平日は眠い目をこすって通勤電車に乗り込むから、休日は昼間で寝ることが多い。だが今日は違う…

展示物 増えたと聞いて 再訪し じっくり眺め 夏のアートに

なんとなくだまし討ちにあったような気がした。それは博物館の展示である。すでに展覧会を堪能…

公園の 新たな遊具 楽しんで 横の椅子にも 楽しい遊び

散歩をしていると、気になるものを見つけた。以前はなかったものである。古くからある公園に新…

気になりし 小さな丘を 眺めつつ 何と想像 世界広がり 

散歩道には気になって仕方がないものがあった。簡単に登れそうな丘がある。あるが、柵でおおわ…

千本目 毎日書くは 暇人か たとえそうでも 役立つ記事を

近所の公園を散歩する。気が付いたら1000本も書いてしまった。もともとは月に10本がノルマであ…

山の中 太古の昔 建つ社 新たな鳥居 信仰深く

それほど山奥というわけではない。バスの走る麓から山を登る必要はあるが、そんなに高い山では…

恒例の 田植えに笑う 子どもたち 横の大人も みんな笑顔に

機械を使えば簡単にできることでも、あえて手作業を行うことでひとつの行事として成立する。先日行われた田植えもそのひとつだ。子どもたちはやや戸惑いつつも、内心は楽しそうな気がする。いつものようなルーティンのような授業ではない。一度きりの特別授業は、泥まみれになることを覚悟のうえで行うのだ。 田植えという単純作業であるが、そもそも足を泥と水が混ざった田んぼに突っ込むことが初めてである。そして水混じりの泥が歩行を大幅に制限することも初体験だ。それでも田植えは同じことの繰り返しだから

バスに乗り 目指した先を 楽しみに 時刻調べて トリップ気分

昨年から運営状態が変わったバス路線、バスの本数が少し減らされてしまった。だが、それほど悲…

街並みが 古い場所も 代謝あり 店は消えても 復活予定

江戸時代の道がそのまま残っているような古い町並み、保存地区として残っていて、新しく建てる…

川止めの 堰を眺めて 気づくこと ゴムでできたと 知って驚き

何気なく川を眺めると、小さなダムのような堰の姿が見える。農業用水に使うために、このような…

イベントの 乱立迷う 五月かな 選ぶ楽しみ 時間を区切り

頭をひねった。見事に集中している。お互い日程調整はしないのだろう。同じ日に数多くのイベン…

火祭りで わかることには 火の怖さ 祭の意味は 意外なとこか

儀式としても見ごたえはある。だが、それ以上に感じたことは火の怖さであった。ほら貝と独特な…

大学の 博物館へ 訪問し 展示物見て 歴史を思い 

大学に来た。大学に来た理由は大学の中にある博物館が目的である。博物館に来たのは初めてでは…

五月晴れ 見つけた緑 境目に 歴史調べて 自己満足に 

地域の歴史を調べていると、余り誰も知らないことを知った。ちょっとみんなに自慢したくなったが、自慢するとマウント云々と言われそうだから、その前に現場検証することにする。 そこは20年くらいのタイムラグがあるふたつのニュータウンの境目だ。それは地図上ではわからないし、実際に行った見た目では絶対にわからないほど一体化している。新しい方ができる前はどうなっていたのだろうと古い方から歩いて行く。境界線に近づくとそこには長細い緑地が広がっていた。 どう見ても公園だが、公園では無く緑地