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短歌

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南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
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#散歩日記

楠公の 足跡目指す 秋日和 デジタルきっぷ お得に動け

秋限定でお得な乗り放題デジタルきっぷが登場した。さっそく利用してみることにする。ちょうど…

林道を ゆったり歩く ハイキング 車少なく 緑を浴びて

山登りを楽しむ人は、けもの道を含めた山道を登りそして降りる。間近に見える大自然を堪能する…

知らぬ地に 踏み入れ思う 緊迫さ 秘境といえ イベントあると

その場所は唐久谷(からくだに)という。唐とつくから中国と関係があるのかと思ったがそれはわ…

公園に 歩き気づく 秋の花 名前を調べ 花言葉知り 

ようやく歩けるようになった。大きな公園を歩く。少し前ならすぐに汗がにじみ出ただろうに、も…

沿道は 普段歩かぬ 所なり 見つけし地蔵 これも縁なり 

バスまで時間があった。隣のバス停までは10分もかからぬ距離。そこに向かった理由は、ベンチが…

公園の 利用考え 秋の夜 可能性なら いくらでもあり

ようやく秋らしくなった気がした。夜風が吹けば肌寒さも感じ始めている。残暑のころから、秋ら…

重くない 甲冑着て イベントに ダンボール製 聞いて納得

甲冑を着るイベントと聞いて一瞬戸惑った。昔本物の甲冑を着たことがある。その時に感じたのは想像以上に重い、重いのだ。 戦国時代のころの武将は甲冑を身にまとって戦いに出たというが、よくもあんな重いものを着用して走ったり、戦いを行ったりできたと感嘆した。 西洋の甲冑もそうだが、攻撃されても守るためのものはとにかく重い。現在でも宇宙服は多分それなりの重さがありそうだ。 そうはいっても、このイベントは立場上参加しなければならない。重いが少しの間だけだと自分自身に問いかける。 そして

公園で 雑貨を持ちて 集まる日 秋分過ぎて 動きやすくと

気が付けば秋分を迎えていた。残暑がまだまだ続く中、季節が変わるような荒天である。窓を開け…

宣伝に 使わぬ幕は 謎に満ち あえて描くは 地域の夢か

今までなかった横断幕を縦にした懸垂幕。無い時と比べて華やかだ。ここはスーパーマーケットで…

バス乗れば 電車よりも 安いこと それに加えて プチトリップか

今までなら南のターミナルまで電車に乗り、そこで別の会社の電車に乗って移動する。その方が早…

暑くとも 冬のマラソン 集めだし 今からやれば 走れるのかな

散歩しながら考えていた。先日マラソン大会の募集が始まったのだ。普段は長距離を歩いている。…

地名知り 歴史を知って 気になりし その地を訪ね 足跡思い

引っ越しした先の地名は本来の読み方を知らないから間違えることがある。間違えるとよそ者と思…

無意識に 渡る橋での 由来知り 屋根ある訳も 納得の時

全く意識していなかった。無意識というか疑問にも思わなかったのだ。町で大きな寺院の境内、バ…

宅地下 緑広がる 謎の場に ジャングル下 実は池あり

高台に住宅地がある。みんな高いところが好きなのか、車があれば問題ないとばかりに山の上に新しい住宅は立つものだ。ここも例外なく高台の上にある。だがその住宅の下、崖になっていると思われるところの下が見えない、見えないのだ。代わりに緑が一面に覆われている。まるでジャングルのようだ。誤って落ちたらどうなるのだろう。 ジャングルの勢いはすごい。なぜならば崖の部分を緑一色で覆いつくしているだけではないか。これでは勢いあまって住宅地にその触手を伸ばしているような勢いだ。これがSF映画のよ