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短歌

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南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
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#散歩日記

公園の 新たな遊具 楽しんで 横の椅子にも 楽しい遊び

散歩をしていると、気になるものを見つけた。以前はなかったものである。古くからある公園に新…

気になりし 小さな丘を 眺めつつ 何と想像 世界広がり 

散歩道には気になって仕方がないものがあった。簡単に登れそうな丘がある。あるが、柵でおおわ…

歩くとき 気になり見えし モニュメント その意味知り 意外な驚き 

すっかり夏となった道を歩く。本当はバスを使った方が楽なのに、駅に向かってなだらかな下り坂…

バスに乗り 目指した先を 楽しみに 時刻調べて トリップ気分

昨年から運営状態が変わったバス路線、バスの本数が少し減らされてしまった。だが、それほど悲…

甲冑を 着こんで歩く 故郷で 電車に乗り 反応楽し

故郷では年に一度行われる歴史上の人物にまつわる祭がある。祭りと言ってもにぎやかに神輿が出…

初めての 町のイベント 6月に 夜まですると 行きやすいかな

先日季節外れだが秋祭りで披露されるだんじりを見る機会があった。そのときに登場したある町で…

街並みが 古い場所も 代謝あり 店は消えても 復活予定

江戸時代の道がそのまま残っているような古い町並み、保存地区として残っていて、新しく建てる建物も古い建物に合わせようとしている。空いた古民家には個性的な店が入り、週末は賑わっていたが、商売であることは間違いなく、新陳代謝は他のエリア同様に行われる。 その中でも、比較的人気の高い店が並んでいた。そのどちらもが6月にいったん消滅するというのだ。人気があったはずなのにと首をかしげたが、後日談があり、そのふたつの店が一緒になるのだという。細かいいきさつは当事者しかわからない。ただ外部

川止めの 堰を眺めて 気づくこと ゴムでできたと 知って驚き

何気なく川を眺めると、小さなダムのような堰の姿が見える。農業用水に使うために、このような…

五月晴れ 市縁をなぞる 山歩き 峠目指して 登りと降り

五月晴れの今日は絶好の登山日和である。だから登山をした。と言っても厳密には山の尾根、それ…

山の中 初夏に見つけ 赤鳥居 悪路登りて 念願叶い

バス停同士が離れた山の中に来ている。それも歩道のない国道を歩いてきた。以前バスの車窓から…

五月晴れ 見つけた緑 境目に 歴史調べて 自己満足に 

地域の歴史を調べていると、余り誰も知らないことを知った。ちょっとみんなに自慢したくなった…

丘の上 遠くに見える 山眺め 視線落として 見るツツジかな

地図を見たら平面である。だからそのまままっすぐに歩けるものだと錯覚した。実際には立体があ…

三県の あつまる点で 宴会を 景色喜ぶ 端午の節句

「もっと見晴らしがよければよいのになぁ」ある年の端午の節句、こどもの日にひとりの初老の男…

季節柄 思わず散歩 山の中 裏道歩き 何が見つかる

雲がある5月は暑すぎないからチャンスだ。重い体を起こして外に出た。そしてそんなに遠くない山の中に入る。 山の中を歩く。山と言っても登山ではない。森の中を歩くというほうが近いかもしれない。道も裏道というようなものだ。舗装されているから歩きやすいのである。こんな道を歩いて何が楽しいのか?そう思われるかもしれない。 それは歩いてみないとわからないのだ。何か面白いものが見つかるに違いない。そんなことを考えながら、緑の中を歩く森林浴だ。意外に至福のひと時かもしれないと思った。 季節