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私の出産記録 

9月。妊娠~出産わたしはぎりぎりまで働いていた。
無理をしたのか、妊娠後半どんどん血圧があがってきた。それをあまりおおごととは思わず過ごし、出産予定日から2日後、

ついに陣痛がきた!

27日。19時前に病院に着き、その時には痛みがひどくなっていたので、そのまま分娩室に通された。
血圧が高すぎて、すぐ産ませます!ということになり、何の心の準備もできていないまま(しとけよ。)誘発剤投与!

どんどんバカじゃない!?冗談きついぜ!!みたいに痛みが強くなってきて、高血圧のせいからか頭はぼーっとしてくる。ふんばって!!と言われても、力が全然はいらない。
どこにどう力をいれればいいんだっけ…?え、今どこだっけ?と痛すぎて、もう自分がどういう状態かわからなくなって遠くなる意識の中で

平安時代だったらこれもう死んでんな。って思いながら分娩台に横たわっていた。

先生や看護師さんたちから「頑張って!いきんで!」と声をかけてもらっても、頑張れないよ…もう終わりたい。もうやめたい。ということしか頭に浮かばず、現実の痛みと向き合うのがつらすぎて、頭が命を強制終了させようとしている感じ。

最後にいきむ前、これで産まれなかったら次のいきみはできないな。
死んじゃうな。って確実に思った。
目を開けるのも億劫になり、もう生きることをあきらめつつある暗闇の中で、先生が二人がかりでお腹をすごい強い勢いで押して、吸引で引っ張ってくれてるのをなんとなくわかりつつも、もう自分の身体がただの入れ物になっていくのを感じた。

赤ちゃんの声が聞こえて、我に返った。

産んだ!
というか、先生たちに産ませてもらった。

分娩室に漂う血の匂いと命の気配を感じて、現実世界に戻ってきた私。
旦那が分娩室に入ってきて、ほんと大丈夫だったのか?という目をしてる。(後日、彼から先生たちのすごい声援と私のすごい叫び声がしていたと。笑)

出産で死ぬ場合もある。という話は聞くが、全然リアルに感じていなかった。一歩間違えてたら死んでいたと思う。大げさではなく。

会う看護師さんみんなから大変だったねと声をかけられ、初産婦だったらすぐに大きな病院に送っていたよ、あと一回いきんでいたら脳出血してた可能性もあったよ…。と言われたから、だいぶ大変なお産だったのだなと思う。

ほんと無事でよかった私。無事でよかったね、赤ちゃん。

あーーーーぁ、怖かった!!!!!!!!

あの時一回死んだと思って、これからの生活を楽しもう。
命を輝かせて生きよう。

子どもが誕生することがどれだけ奇跡なのか

妊娠できること自体奇跡だし、無事に産まれてくることも奇跡だし、たくさんの人に支えてられて子どもというのは誕生するんだな。

この地域、この時代、このタイミングに必要で産まれてきた命だと思って大切に育てていきます!

私自身もこの命を神様に使っていただき、大切に生きていこうと思いました!

ちゃんちゃん。

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