その中で、いかに種や共同体の拡大、発展、成長に関与せず寿命を効率的に消化するかということに夢中になっている個体の歴史、一人分くらい残しておくべきな気がしてきました。
(7/3/2023,東京新聞夕刊 朝井リョウ「生殖記」252回 最終回)

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