限界20代「どうしてこうなった」


初めましての方も、お久しぶりですの方も
こんばんは。南田です。

学生の頃は何も考えずに友達と先生の悪口を言ったり、テストにビビったり、道に生えてる木の実を食べたりしてましたが、
20代半ばを過ぎたあたりから、何も考えずに話せる友達が圧倒的に減って悲しくなってしまいました。

あぁ、なんて悲しい。なんて悲しいことでしょう。

みんなそれぞれに人生の選択をし決断している。
その結果、さまざまな道を歩んでいる。
その差が明確に出始めるのが20代半ばあたり。

なんでやねん。おまえ木の実貪ってたじゃねぇか!!ってやつが投資信託の話をしだすし、「ギャルになりてえ!!」って共にダイエットをしてた友達は結婚して旦那の話をしだすし。

あぁ、なんも考えてなかったのは私だけだったのかと、なんとも言えない切なさに胸を打ちひしがれてしまう。

その中でも特に既婚者と話すときはステージが違うなと感じるし、子持ちになったらそれこそ話す話がないと思う。

独身彼氏なしの女と既婚者子持ちの間には大きな壁がある。理由はわからないけれど、これは太鼓の昔から決まっているような気がする。

この差は金持ちと貧乏のような種類の分けられ方ではなく、パラレルワールドにいるから話が噛み合わないというタイプの違い。

ずっと遊んでたこの子が帰る家は旦那と住んでる家なんだと思うと、信じられない気持ちになる。

嫉妬や羨ましいとかの感情よりも、信じられないがくる。現実だと受け入れられない。

例えば会社の上司の悪口を言っていても、テレビ番組の話をしていても、常に「でもこいつ旦那と住んでんだよなぁ」が脳裏に浮かぶとなぜか集中できない。

帰りの電車、音楽を聴きながら本を読む。
どうしてこうなってしまったんだろうなと悲しくなる。

友情は永遠ではないのか。そんな風に思ってしまう自分が浅はかな人間なのか。

とりたてて結婚したいと思っているわけでもない自分ですら、隔たりを感じてしまうのなら婚活中の人なんかは余計に無情になったりするのだろうか。

人それぞれに人生があるのは当たり前の事実だけれども、こうも目の当たりにしてしまうとシンプルにきつい。

私の世界だけがずっと止まっているような
そんな感覚に陥る夜。

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