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お金に関する質問は愚問

最近YouTubeで自分の防湿庫の中のカメラやレンズを紹介しました。その動画で、ある方のコメントがどうも自分の中で引っかかっているんですよね。

「社会人1年目で何でそんなに高いカメラやレンズを持っているのかが不思議」

特に悪意はないのかもしれませんが、その時私は、
「とうとう来たか、こういう類のコメント」
と同時に
「そこ論点にされるの、すごく嫌だな」
と思いました。

確かに、私の防湿庫にはすごいカメラやレンズが揃っています。その理由としては、写真関係で出会った方々にお借りしたり、ご縁があって譲ってもらったり、分割払いしたり。大きな決断をし、自分で行動を起こし、たくさんの方々と繋がったことがきっかけです。私が怠けていて空から降ってきたわけではないんですよね。

社会人1年目のお給料は決して高くありません。その中でどれだけの割合をカメラにかけるか。そのために、欲しいものなどはだいぶ我慢してきました。お年頃の年齢の女子が、半年以上美容院に行かず自分で髪を切るんです。お洋服も買いません。その代わり全部カメラにお金をかけるんです。

でも、わざわざそんなことを言う必要はないので明言してこなかっただけです。

いつかは来ると思っていたコメント。案の定来て、とてもとてもガッカリしました。お金に口を出すのは、はっきり言って大きなお世話だなと思います。もちろんそんな深い意味はなかったのかもしれませんが、なぜ「若い」=「お金がない」、だからカメラやレンズは買えない。手に入らない。という考えになってしまうのか。私の周りのカメラや写真が好きな方々もいろいろ工面して機材を手に入れています。決して若いから、とか関係なく。

裏には皆さんに見せていない大きな大きな決断があって、その決断を応援してくださったり、一緒に歩んでくれようとしてくださったりする方々との繋がりがあるわけです。その方たちのおかげで今の私があるというのは理解していますし、常日頃ご本人たちに直接感謝の意を伝えています。第三者、どころか、通りすがりの私をあまり知らない方からのお金に関するコメントは気分の良いものではないな、と思います。

私のYouTubeはカメラやレンズの自慢ではなく、「それらを使ってどんな写真を撮れるのか」発信しています。ですので、機材に関する説明は基本的になく、自分がなぜその機材で撮る写真が好きなのか、あくまでも私のフィーリングでお伝えしています。見てくださっている方々はご理解いただいていると思いますが、たくさんの作例と共に毎回お届けしています。

見てくださるのはありがたいですし、私の動画の意図を汲み取れなかった可能性を考えると、私の伝え方不足な気もしますが、とりあえず、「若いのに何で高いものを持っているの?」という質問は愚問です。

今後も同じようなコメントが来るだろうなと予想はしていますが、このようなコメントへの私の気持ちを書くのは今回の一回だけにしておきます。

応援してくださっている方々、今後もよろしくお願いします🙇‍♀️

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