ほんとに愛してたことを心の奥にしまう

人生はいくつもの選択や決断の積み重ね。
最善を尽くしても完璧じゃないことは多い。

「選んだ道を正解にする」がモットーの私も、若かりし頃はナヨナヨクヨクヨしていました。が、心の拠り所はありました。

そう、小学生の頃から聞き続けていた小松未歩さんの曲です。

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※　本題に入る前に　※

今回はきゆかさんのこの企画に参加してみました。賞を取りたいというより、きゆかさんの「20代noterさんの視野を広げたい」という心意気を応援したいと思いまして。

本シリーズは小松未歩さんの良さを伝えたい南葦のお花畑ポエムですが、10代の自分に宛てたメッセージも含んでいます。

何より今回扱う曲は「私さがし」です。20歳(代)の若者にもぜひ聞いてほしいと思います。

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小松未歩への愛を語る　19　私さがし

【土曜日更新】1997〜2006年に活躍したシンガーソングライター、小松未歩さんへの愛を語ります。

正直に言います。この曲が出た頃は惰性でCD買ってました。曲がいい、歌詞がいい、じゃなくて、単純に「小松未歩が好きな自分」でありたかったのです。

そのせいか、今回記事を書くにあたって、歌詞を読んでもメロディが思い出せない部分があり、我ながら凹みました。今は思い出しましたけど、初期作品と比べると歌詞がスルッと出てこない…

でも、そんな状態でもCDを買い続けていた私、偉い。

だってあの頃ファンをやめずにいたことが今や本当に私のアイデンティティになったから。

なんたって、こんなに優しい曲を世に紹介できるんだもの。(どれだけの人に響くかわからないけれど)

前置きはこの辺にして、参りましょう、小松未歩さんの「私さがし」です。

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この曲ってどんな曲？

恋人との別れを友人達に励まされる場面から曲は始まります。

「あなた」への思い、後悔、悲しみ…たくさんの感情を綴るのですが、最終的には、

心の奥にしまう

のです。

「時が経てば優しい気持ちが芽生えてくるかも…」と言って大事な思いを心の奥にしまう＝忘れるのですが…高校時代の私には全く理解できなかった、いや、したくなかったことです。

(悩みや苦しみも全部ひっくるめて愛だわ、と思い込んでた若かりし頃。もっと建設的に考えようぜ！と今は言いたい)

が、今となってはどんな痛みも苦しみも「時が解決する」実感があります。(それを許すかどうかは自分次第です)。

今は答えが見えなくても
責められている気がしても
最善を尽くしていけば、いつか道は開ける。

そんな祈りが、願いが感じられる、人々のすれ違いや過ちを許してくれるような、優しいメロディ。

いま、迷いや後悔に苛まれている人がいるなら聞いてほしい曲です。

試聴はこちら

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カップリングは「通り雨」

発売当時はこっちのほうが好きでした。明るくてノリがいいし。なんでこっちがA面(古！)じゃないのかと思ってました。

(今となっては、若い勢いのある「通り雨」よりも、迷い人の後悔を受け入れて未来へ向かわせる「私さがし」のほうが未歩さんらしく優しい曲だと思います)

そんなわけで、通り雨のような勢いのある情熱的な曲です(雑)

ちなみにサムネイルの「運命」は「てん」と読みます。独特の当て字も未歩さんの曲の楽しみどころです。

試聴はこちら。

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高校生ミトさんの感想

昔から周りの顔色をうかがう「良い子」でしたからね、いろいろこじらせてます（笑）こじらせすぎてちょっと何言ってるかわかんない（笑）

感情を押さえ込んでいる君、辛いとき・困ったとき人に上手に頼れる人が、本当に強い人だよ。

気取った言い方にゾワゾワするゥ…恥ずかしいィ…

受験勉強ばっかでつまんない高校時代だったもんね、ちょっとドラマが欲しかったんだよね。

でもね、ドラマチックな人生は、自分で掴みに行くんだよ。

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投稿規約の1000文字ギリギリ越えたかな？
20歳(代)のあなたへ。
何か新しい発見があれば嬉しいです。

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おしまい

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