正義

デデデデが好き。今回は最近好きなマンガのお話をば。

の前に近況報告だけ。大学受験終了いたしました〜!今は学校はお休みして、日がな一日図書館に入り浸っている生活をしています。なので、このnoteの更新頻度も上げたい。これからは、「大学生の徒然草」とかにプロフィール変えてな(センスのなさよ)。

そんな生活の中でマンガの話を記録も兼ねて書き書きしていきます。もちろん今回もネタバレなしで、良いところを上手に伝えられるように頑張ります。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(1〜10)浅野いにお
あらすじを説明するのが私には難しいのですが、超ざっくりのあらすじとしては、
東京に宇宙から『侵略者』と呼ばれる者が『母艦』に乗ってやって来た。『侵略者』を地球人はコミュニケーションを取ることもなく殺戮していく。そんな状況の東京を、日本政府とも『侵略者』とも関係の無い、高校三年生のとびきり魅力的な女の子たちの目線で描くSF。かと思いきや......。
という感じ。難しいなあ。
この作品で一貫したキーワードは、「正義」だと思っていて、それぞれに色んな正義があって、それを盲信してる人も登場すれば、それを疑う人も出てきます。特にこの作品は、政治や社会的な活動もとてもリアルなため、この題材は非常に鮮明に描かれているように感じます。
まだ未完ですが、10巻まで読んで感じたのは、「自分の正義を絶対視して行動してしまうのは怖い」ということ。
身勝手な正義がたくさんの犠牲を出したりするシーンは、このことをとても考えさせられます。最近言われた、学年主任の言葉を思い出します。
「自分の常識を疑うことを忘れずに。他人は簡単に疑えるので。」
自分の常識を疑うには色んなことを実体験する必要があり、そうした人だけがわかることがある。この作品はその経験をした人とそうでない人との衝突のシーンもあり、本当にリアル。
これを読むと何が正しくて何が悪なのか、一言でスパンと言い切ってしまうことに躊躇いを覚えると思います。
しかし、キャラクターがとっても魅力的で愛しい(こっちメインなんだが)。門出、おんたんをはじめ、彼女たちの日常はポップさとあどけなさに溢れていて、こんな重いテーマを含んでいるとは思えないくらい。私もそのポップさからこのマンガにハマりました。

ぜひ読んでいただきたい。
まあ、何を感じるかなんて人それぞれなんですけど。

では。


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