実績はないが在宅ライター

私はプロフにあるとおりライターと名乗っている。
ライターなどのフリーランス登録サイトに登録して、
ちびちびと執筆している。

本当にちびちびなので収入は生活できるレベルではない。
今は実家や家族にお世話になっている始末。
応募しても断られることが多く、段々と自信がなくなってきている。

それでも在宅で仕事がしたいのには理由がある。

一つはパニック障害と診断されたことだ。

今でこそ薬は飲むもののイベント行けたり乗り物に乗れたりするが、
発症当初は一駅乗って次の駅で降りる、を繰り返していた。
人に会うのも怖くて、引きこもって何年にもなる。

歳も歳だし、今更外で仕事を見つけるのも難儀だろう。
それに、今でも人と仕事をするのには抵抗がある。
端から見ればぐうたらな人間に見られても仕方がない。

だからせめて、仕事はしてるんだという自信が欲しいのだ。

それともう一つ、母親のことだ。

私の母親はもう86歳になる。
後期高齢者に仲間入りして何十年。

父が亡くなって以降、腰が曲がり、物忘れが多くなった。
電気付けっぱなしドア開けっぱなしもしょっちゅう。
火事を起こしかけたこともあった。

そんな母親を一人家に残して出るのはとても心配なのだ。
ちょっと出かけるのでも気になる。

そんな母親に今、お世話になっているわけだ。
本当に申し訳ないし情けない。

こういった理由で、何とか在宅で仕事ができないかと探していて、
見つけたのがある会社のライター募集の公告。

ライターなら在宅でもできるし、
国語の評価は高かったので、ある程度文章を書く自信はある。
これならば、と思い切って応募した。

そしてフリーランス登録サイトに登録して現在に至る。

私はこれからも在宅で仕事をしていきたい。
そのためには仕事を受注しなければならない。
それなのに応募してもなかなか採用にはこぎつけない。

どの業界も、厳しいことには変わりはない。

そして今、収入には繋がらない文章を書いている。

この文章が奇特なクライアントさんの目に留まって、
仕事のきっかけになれば嬉しい…

…甘いかな…


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