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30代を超えてきた婚活男性に知ってほしいこと

今回は私のおせっかいな目線で、結婚したいと思いながら結婚まで漕ぎ着けていない婚活男性に伝えたいことをまとめたいと思います。

男性も結婚には容姿の壁、年収の壁、年齢の壁、モラルの壁、価値観の壁、等があります。

男性も40歳を過ぎると一気に結婚できる割合が減ってきます。
30歳までの間に女性の7割、男性の6割程度は結婚しています。
とはいえ、40歳時点では女性の約5人に1人、男性も4人に1人くらいの割合で未婚のままです。

男性が結婚できていないということは、女性も余っているということです。
ちゃんと椅子取りゲームの椅子はあるのに、結婚の椅子に座ろうとしていないわけです。

それは男性にも言えるし、女性にも言えることだと思います。

逆に男性でバツ2、バツ3の40代前半の男性は意外といます。
とりあえず、結婚という椅子には座っているということでしょうね。

実際、バツイチになってから2割程度の男性が5年以内に再婚しているとのこと。
それに対して40歳以上で初婚の男性の内、5%程度が結婚していると言われます。バツイチになっているほうがまだ可能性は高いのは、一度経験したことだからというハードルの低さがあるからだと思います。

年齢の壁について


結婚に焦りを感じたり、そろそろ結婚したいなと思っている男性がそれなりに私の周りにもいますが、攻略ポイントを間違えているようによく感じます。

現在の日本の傾向としては、友達のように気楽で価値観の近い相手と結婚したいと考えている人たちが多いです。
歳の差も少ないし、家庭環境の差も少ないし、差があまりない形で結婚している人の方が多い傾向なのです。

たまには芸能ニュースにあるみたいに歳の差で結婚している人もいますが、稀だし、5歳差以上で付き合う人も少ないし、実際男性が7歳以上年上で結婚している割合は1割以下です。

また、結婚している人の平均的な歳の差は2〜3歳程度です。
そう考えると、まず自分の年齢からマイナス3歳程度までが自分の結婚対象範囲内だと認識して、もしそれより年下でお付き合いしてくれる女性が現れたら、3回程度デートする頃にはさっさとプロポーズするくらいで進めたほうがいいと思います(もちろん結婚したいなら)。

女性の攻略ポイントを理解しているか


歳の差の傾向からも分かるように、自分と年齢も価値観が近くて、趣味が似ていて、気楽に付き合える相手を結婚相手として求める傾向があります。

少なくとも、いくら年収が高かろうが、才能に溢れていようが、資格や技術を持っていようが、その人と居て楽しくなければ、なんにも意味がないということなのです。

年収が高いならそれに越したことはありませんが、年収が決め手になって結婚したら、当の男性側にも年収が落ちた場合のリスクがありますし、リストラに遭って離婚した話なども全然あります。

資格や技術や仕事に没頭するのも構わないですが、それが具体的な女性に対する魅力ポイントになるかと言われると全然的外れです。

休みの日にやりたいことが似ている、話題の趣味が合う、好きな音楽や映画の趣味が一緒など、自分の好きな話をした時に共感してくれたり、一緒に楽しめる男性を求めています。


楽しめる趣味があった方がいい


趣味がない男性は良くないと思います。
男性が没頭しがちな女性にはよくわからない趣味でも、それに対して男性が楽しそうに話していたり、「こんなのやってみない?」「こういうイベント行ってみない?」と誘って連れて行ってくれるような男性なら、女性側に元々似たような趣味がなくても好印象だと思います。

結局男女で一緒に過ごす最大のメリットは、視野が広がることにあると思います。

女性同士の付き合いで、男性と付き合うことの楽しみを凌駕していけるのであれば、「子供を作る以外に何か結婚のメリットはあるんですか?」って世の中が言っていると思います。

女同士でも、男同士でもない楽しみがあるし、お互いに心地よさが出てくるから一緒にいるんだと思います。

一緒にいて楽しくないと感じる友達とは自然と疎遠になるように、一緒にいて楽しくないと思われているとお付き合いも続かないし結婚にも発展しないのだと思います。


結婚は2人でもっと楽しくなるためのもの


年齢が高くても、学歴がなくても、年収が低くても結婚はできます。
ただ、自分が選ぼうと思うと難しいですし、一緒にいて楽しく過ごせそうだなと思われる男性の方が人気は高く、先に結婚していくことを頭に入れておくべきです。

女性も本当に結婚したいと思っている人なら、いろんな条件よりも、結局はその人と一緒にいて楽しいかどうかで判断しています。


大事な言葉の使い方


一緒にいて楽しいと思ってもらうためには、別にお笑い芸人みたいによく笑える話をする必要もありません。
いい言葉を使う男性が良いのです。

ネガティブでやる気を損なうように「疲れた〜」「しんどい」「どうでもいい」「なんでもいい」と言っている人も問題ですが、
意外と良くないと思うのは「もっと頑張らなければ」「毎日ストイックに」「まだまだ足りないです」「大したことありません」と言い続けている人です。

真面目なのは悪いことではないけど、余裕がないとも言えるし、ずっと欠乏感があるような感じで幸せそうには思われないのですよね。

嘘でも「最高」「めっちゃ良いね」「楽しいね」「絶対うまくいくよ」「もうよく頑張ってる」と今の自分自身や相手のことも肯定してくれるような言葉掛けができる人の方が好かれます。

何かがうまくいかない理由を別の何かが足りないからだと頑張ること自体は途中までは悪くないと思うのですが、今の自分を認める気持ちが少ないままだと幸せそうには見えなくなってしまいます。

引き寄せの法則とか、鏡の法則とかで言われるようなところで考えると、自分にいろんなものが足りない、もっと頑張らなければ…と思っている状態は、欠乏だし、自己否定でもあります。

そうすると同じように自己否定感の強い女性としか出会えなかったり、自己否定をしている自分を追い討ち掛けるかのようにバカにしたり貶すような人と出会うことになったり、自分の信念を強める方向に物事が進んでいくようになるのです。


思い込みの怖さ

ある女性が恋愛相談をしていて
「なぜ恋愛では常に女性の方が追いかける側なんですか?」とカウンセラーに相談されたそうです。

そのカウンセラーさんはびっくりして、「一般的には逆だと思います」とは言いにくかったでしょう。

一般的には男性の方が女性を追いかけるパターンの方が多いと思われる程度には、「女性の方が常に追いかけることになる」ことは無いはずです。

でも、その女性はそれが当たり前だと思っていたから、これまでの恋愛でも追いかけるばかりだったのでしょう。

何が言いたいかというと、「こういうものだ」という思い込みというのは怖いということです。

自分は女性から好かれない、モテないと思っているかもしれません。
相手から見て、自分はこんな人間だろうと思うのも1種の思い込みです。

他にも、自分はダメだ、結婚なんて無理だろう、結婚できなかったらこの先真っ暗かもしれない、幸せになれる気がしない、というネガティブな思い込みや「もし自分が結婚できなかったらどうなるんだろう」という脅迫観念が結婚を阻んでいるかもしれません。


結婚への近道は既に楽しいこと


どちらも生活保護を受けて暮らしていたような50代の男女でも、なぜか結婚できるくらいには結婚に大したハードルは無いのです。
問題は、その結婚後にどうやって信頼をしあったり、関係性をよくしていくかが問題です。

ある男性は恋愛経験もあまりなく、結婚できる気がしないまま40代に突入を覚悟していたところで、たまたま気の合う女性に出会い、速攻お付き合いしてすぐに結婚しました。
見た目的にも身長は低いし、顔がいいわけでもないし、性格に難ありだし、恋愛対象になるような女性と会話が続かないし、価値観もなかなか合わないという感じでした。

彼は「結婚できなければ最悪、とある宗教団体にお金を払って結婚相手を決めてもらおうと思っていた」と話していました。(冗談とは思えない感じで)
ある意味、結婚のことを諦めていたようです。

ただし、彼は別にそのことで落ち込むわけでもなく、自分のやりたいことを楽しもうと過ごしていたところで、気の合う女性と出会えたわけです。


「結婚のことを諦める」というところまで考えるのは、焦りも出てきた人には難しいかもしれません。

でも「結婚したら幸せになれる」と思いながら婚活を続けているのだとしたら、「現状が幸せじゃない」という対比を心の中で強める一方なので、結婚から遠のいてしまいます。
出会った女性は「結婚して幸せにしてほしいオーラが出ていて結婚したいと思えない」と感じているかもしれません。

現状を変えたいという思いは、giveではなくtakeの気持ちなので、なかなかほしい現実がやってきません。

結婚したら、相手がいる分、相手の機嫌にも振り回されたりしますし、考え方が違う事もあるので、その都度話し合いが必要になりますし、全部自分で決めることが難しくなります。

今やっている仕事や趣味や何らかの活動も、結婚することで時間を作ることが難しくなるかもしれません。

そういうことなので、結婚によって今の幸せがレベルアップすることはあっても、今の現状をネガティブからプラスに転換させる能力は結婚にはありません。

だから今をもっと楽しむ気持ちができれば、一緒に楽しもうとしてくれる相手が見つかるということです。

冒険を始めなければ、一緒に冒険する仲間とは出会えないということです。


結婚先延ばしの理由をつけない


結婚先延ばしが癖になっている人もいるかもしれません。また、結婚したいけどいざとなったら、離婚するかもしれない、パートナーがいい人かどうかわからないという理由で結婚まで踏み切れないかもしれません。

パートナーが悪い人であるのに見抜けておらず今付き合っているなら、それはあなた自身の落ち度だし、その程度しか見る目がないと諦めてください。

また、再婚する人の方が未婚から結婚される人よりも割合が高いですし、一度結婚してうまくいかなくても、別の人と再婚するチャンスができるので、失敗したとしても積極的に結婚した方がお得です。

現在の貯金を財産分与に充てることはありませんから、お金の問題で不安を感じる人は法律を予め調べたり、弁護士さんに相談するなどの対応をしてください。

仕事のことで悩んでいる場合でも、悩むくらいなら先に結婚してから、相手と相談して転職やキャリアチェンジなどを考える方がうまくいくでしょう。

先に何でも決めておく方がいいと思う男性がいますが、住む場所も既にマンションを買って決めているような状態よりは、一緒に住む場所も決めたい女性の方が多いので、もう今後結婚してからのことで悩むのであれば、先に結婚してから相手と相談してください。

家計のことも、貯金が少ないのも、借金についても、相手と結婚後に相談してください。

1人で何でも解決できるのがいいのではなく、相手もお互いに助け合う余地を求めています。

結婚するのに何か資格はありません。
一緒にいて将来的に人生が楽しくなるだろうと思える相手と一緒にいたいだけなのです。


まとめ


結婚は自分の人生を楽しくするためにするようなものです。
相手に条件を求めるのも、より自分の将来をより良くしたいからですが、結婚相手がいるといっても、自分の将来が幸せになるかは自分次第です。

冒険をしていて、冒険する仲間が増えたからと言って、その主人公が楽しんだり幸せになったり、目的を達成するためには、本人が自分を高めたり、より楽しもうとするしかありません。
相手が船に乗せて連れて行ってくれるわけではありません。

もう30代も超えて結婚されている方で複数聞いたのは、恋愛結婚だとしてもプロポーズまでに1ヶ月も掛けていない、ということです。

中には同級生に再会して、何回かデートした後にプロポーズしたとか、紹介されて会ってから楽しくて付き合う事もすっ飛ばして「結婚しよう」と話をしたとか、いろんな展開がありました。

結婚の順序や段取りとか、どの程度時間をかけなければならないというのは、あくまで一般論的なもので、お互いに結婚を考えていたり、一緒にいて楽しいと思っているなら、すぐに結婚でも何ら問題はないのです。

具体的なモテる方法や結婚のための段取りという話ではなかったと思いますが、何かヒントになればいいなと思います。




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