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80日目 イランから陸路トルコへ

陸で他国と接している国の国境の近くに住むってどんな感覚なんだろうと、旅の間よく想像した。その国との関係にもよるだろうけど。

茫漠とした最果てに住んでいる感じにも、絵本味があります。あの空気感味わいたい。


2016年6月19日(日)

朝5時半にバスがタブリーズに着く。

まとわりつくタクシー運転手を払いのけて、ターミナルまで歩いてしまったのが運のツキ。タブリーズからワン行きのバスは9時で、8時になればチケット買えるから待つよう言われるも、時間になってもう一度尋ねたら席が空かないから他へ行けと言われる。そしたら結局、そもそも朝6時のしかなかったと!
え〜先言って!!前情報と違うよ〜

あちこち聞いて回って、タブリーズ→ホイ→ワンで行く道を教えられたので、とりあえず行ってみることにする。ホイ!

最果て
ここ走り回りたかったな

そのバス内でおじいさん3人(初対面のようだけどすでに友達風)が話しかけてきて、『トゥエンティー?』と年齢を聞かれたり、仕事を尋ねられて、今してないよって言うと『?』となったりした。

どのおじいさんか、持参してたポットからチャイをくれた。

ホイではマリアンという英語が話せる女の子が助けてくれて、ワンに行く人は他にいないのでタクシーで行くように勧められる。待合室でも和気あいあいと話した。優しくて綺麗な子。

タクシーの運ちゃんもタバコ吸っていいかちゃんと聞いてくれたし(これ当然じゃないからね)安全運転で嬉しい。

そこからの眺めが天国の近くはこんな感じかなというくらい素晴らしかった。(心のシャッターに焼き付いてますが、カメラのシャッターには収まりきってないですね)

山がどんどん好きになる。そしてついに国境を越えトルコへ入国。初めて単独陸路(バスでは経験あったけど)で国境越え。簡単だった。

トルコの町ワンまでの乗合バスでは、太っちょさんにぎゅうぎゅうに押し込められる。すごく寒い。

ネット規制とビール規制とスカーフからの解放だ…!

宿一泊50リラ。(約1800円)

○わっちゃん心の俳句
Turkeyと Iranの国境 美しい

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