「雑誌は提案ができる」本屋に行く理由📚

かつて、雑誌の出版社にいたときに先輩から聞いた言葉です。
「WEBは自分が欲しいと思った情報を検索するツールだが、雑誌には提案ができる」と…。

当時は雑誌の広告営業を行っていたのですが、
雑誌を読む人が減って、「紙媒体はWEB媒体にはもうかなわない」と、
営業する私自身が思っていました。

けれど、時々本屋に行って雑誌を読みあさりたくなる時があって。
きっとその時は漠然と、自分が思いつきもしない何か新しい考えを求めている時なのではないかと思いました。

雑誌を読むと、自分の知らない旅先や、ファッショントレンドを提案してくれます。WEBでほしい情報を調べる時には思いもしなかったような、自分にとって新鮮な情報を得られるわけです。

雑誌1冊、本1冊にとってみてもたくさんの提案を受けられるわけですが、本屋に行くとその世界観が更に広まります。

本屋に行くときの独特のワクワク感は、1冊1冊からたくさんの提案を受けられることからくるのではないかと思いました。

紙媒体が減っていく中ですが、まだまだ紙媒体がなくならないでほしい…!
自分が想定もしなかった新しい情報に触れられる貴重な場所がいつまでもなくならないでほしいなと思います。

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