母と娘
次女の七五三。
久々に母を交えて一族が集まった。
雨予報だった天気もどうやら祝福してくれたようだ。
母と送迎のわずかな時間、少し早く着いたレストランで久々にゆっくり話をした。
七五三の記憶がなかった私はてっきり我が家にはなかった行事なのかと勘違いしていたのだが、しっかり祝ってくれていたことを39歳にして知る。
いつの間にか母より長女の方が背が高くなっていた。
終始にこにことしていた母は、「もういつ死んでもいいくらい幸せだ」と言った。
子どもたちを立派に育てあげることだけを考え人生の全てを捧げてくれた母。
普段はなかなかきっかけがないと忙しさにかまけて会うことがないが、節目の行事があることはある意味ありがたいことなのかもしれない。
まだまだ長生きしてもらうために、別れ際には次の約束をした。
長いようで短い人生。やり残しのないよう生きていきたい。
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