2020.9.28/愛想と仕事bol.1
mind探しのnote
この1年半、新卒社会人として初めての仕事で右も左もわからないまま営業をしていました。
1番最初に上司に言われたことは、
「女なんだから愛想ふりまいてればなんとかなる」
私の会社は今では希少かもしれない、98%が男性のガテン系飛び込み営業でした。私は、新しい試みとして女性の飛び込み営業をやりました。知識は二の次、笑顔をとにかく保て、お前は女なんだから。そんな言葉を間に受けて、ひたすらインターホンを押し続けました。
今になって思えば、営業に愛想なんていはないんじゃないでしょうか。
商品と値段と情報と知識、この4つが揃えば、飛び込む先だって選別出来るし、媚びるような接客なんて必要ないはずです。この業界で頑張りたいのなら商品とお客様のマッチングをどれだけ伝えられるか勉強するのが最優先でした。
けれど、私は馬鹿でしたし、自分が売り込む商品の魅力がわかりませんでした。なので、例えきいてくれるお客様がいても買ってくれるわけがないんです。
結局、愛想を振りまいた結果、下心しかないおじ様に捕まってしまいました。
今の会社で私は「若くて元気な女の子」でおわってしまい1人の人間としてみられてませんでした。
かなりネガティブになってしまいましたが、今の社会でもこんな上司は多いでしょう。愛想だけでなんとかしろなんて無茶な話です。間に受けた私も大馬鹿です。こんな上司に何か教わるなんて期待せず自分で腕を磨けばよかったのです。
少なくとも、次いく会社ではちゃんと仕事が出来るよう、接客のなかの95%が仕事の話で、5%が世間話になるように頑張りたいものです。