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ようこそ、お子さまワンダーランドへ。

「きょう、公園でおやつ食べたの。」と、1歳10ヶ月になったムスメが語る。

そんなはずは無い。その日は平日で、保育園に行っていたから、公園でおやつを食べることはない。

保育園ではスケジュールがしっかり組まれていて、公園へのお散歩は、朝のおやつが終わったあと。それに、飲食はきっちり管理されているので、園内のお部屋でとっているはずだ。

だけど、ムスメは嘘をついているわけじゃ無い。彼女にとっては、本当に食べたことになってるのだ。きっと、公園で、木のかけらとかどんぐりでおやつごっこしたのかな?(と、思って連絡ノートを見たら、なんとその日は公園にも行ってなかった…!)

現実と妄想の境がない子どもたち

「買い物するんでしょ?あっちにお店あったから、いこう!」と4歳児に言われ、しっかりしてる子なので信じてついて行ったらお店屋さんごっこに加わることになったり、「お怪我しちゃったから来て!」と言われて、たいへんだ!と駆けつけたら、ぬいぐるみ相手のお医者さんごっこに巻き込まれたりする。

そういえば、初めて0歳児を連れておっかなびっくり児童館に行ったら、「じゃあ皆さん、バスに乗りましょう!」と言われて、「バス!?」とびっくりしてたら、『バスに乗って』という音楽が流れて母の足に子を座らせて「ゴーゴー!」って歌うことになったのが、こういう“お子さまワンダーランド”への入り口だった。

お子さまにとって、世界はどう見えてるんだろうか。テレビでやってた『IT』をチラッと見たけど、ホラーが苦手な私でも、ちょっと力が抜けるような滑稽さがあり、想像と違う作品だった。子どもにとっては、世界って本当にあんな風に見えてるのかもしれないな。

お迎えに行くと「きょうお魚食べたよ!」と語る1歳に「え、きょうの給食は豚肉って書いてあったよ」とまじめに返してしまい、はっと気づいて「あ、またやっちゃった」を繰り返している。なかなか慣れないなぁ〜。

君には、どんなふうに世界が見えてるの?
どんな1日を過ごしてるのかな。親になっても分からないことだらけだなぁ。

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