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モーニングnote:旅先の、早朝の気配を思い出す

毎朝のヨガが日課です。週末には、眠るムスメを夫に託して、早朝に隣の駅のヨガスタジオに向かいます。平日は夫が朝早く出勤してしまうので、ムスメを起こさないように、そおっと布団を抜け出して隣の部屋に移動し、太陽礼拝から1時間くらい、ゆっくり体を動かします。

都内だけど、比較的自然も多い静かな住宅街に住んでいます。今朝は雨が降るからなのか、妙に鳥たちの声が騒がしい。そんなことを思いながら練習をしていると、ふと旅先でのヨガの練習を思い出しました。森の音、海の音、潮風のにおいや緑の香り…。そんなものが身体中に戻ってきました。

ヨガを日課にするようになってから7年ちょっとになりますが、いろいろなところに旅行しました。たいていはヨガマットを携えて、持っていけない時にはホテルのタオルをちょっとお借りして。ホテルや旅館、キャンプ場で、早朝に深呼吸と共に太陽礼拝からの一連のポーズをします。いつも、大体同じ時間に、同じ順番で、同じように練習します。

一人で行った奄美大島では、静かな部屋で練習しているとふと波の音が耳に入ったり、潮の香りを含んだなめらかな風が入ってきました。屋久島や新島では、仲間やムスメを起こさないようにそっと部屋を抜け出して練習していると、木々の揺れる音や聞きなれない鳥たちの声でにぎやかでした。ヨガの練習をしているときは、ポーズごとに目線が決まっているから、あちこち見ることはできません。だから、視覚以外の記憶が思い起こされる感じが独特で、実感が伴っていて、旅が本当に恋しく感じる朝でした。

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昨年末ごろから、毎朝のヨガの練習のあとに、“モーニングページ”というのを日課に加えました。A4ノートに30分間、とにかく文字を書いて3ページ埋める、というもの。その通りできるときもあれば、数行で終わってしまうこともありますが、めげずに続けています。毎朝書き連ねる言葉の中から、noteによさそうだな、というものを再編集して書いていこうと思います。


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