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子どもがいると、ガマンが増える?
産後復帰をしてからモヤモヤしていたことの正体が見えてきました。
時間管理を考える
時間管理のマトリクスは、多くの方が見たことがあるでしょう。
産後育児をしていると、①重要かつ緊急なタスクと、③重要ではないが緊急なタスクがドサッと増えます。
自分じゃないとダメで急ぎのものや、食事や睡眠にまつわる一連のものは①で、オムツ替えなど自分じゃなくてもいいけど急ぎのものは③です。
理論上は授乳以外はママ以外でもいいはずですが、子どもが「ママがいい」となってしまったり、他に対応できる大人がいないタイミングだと、すべて①になってしまいます。
ようは、タスクがすごく多くなる。さらに、「自分じゃないといけない」ことや、そう思い込んでいることが多くなります。
子どもを預けるハードル
人に子どもを預ける時も、緊急度の高いことが理由だと、比較的抵抗なく預けやすいです。
実際に保活でも、「近くに親の両親も義両親もいないこと」「夫婦の勤務時間が長いこと」など、いかに保育を必要としているかが点数化されて優先度が決められます。
保育園以外に人に頼む時も、どうしてもこの日の打ち合わせに出ないといけないとか、目も当てられないくらい髪がボサボサで美容院に行かないとマズイとか、やんごとなき事情がないと、子を預けるのに心理的なハードルが上がります。
本来なら優先的に手をつけなければいけない②緊急度は低いが重要なことは、なかなかできません。いますぐ仕事に役立つかわからないセミナーとか、仕事と直結しない勉強とか、見たい展示とか…人に重要性を説明するのも難しく、頼るのが難しいと感じます。
時間の使い方をコントロールする
独身時代なら迷わずやっていたことや、行っていたイベントを、子どもや家族を優先してやめておくことはあります。どちらか選択する必要はあるので、それは当然のこと。
しかしだからと言って、①ばかりやっていたら疲弊していくし成長しません。②に取り組む時間を、意識的に作っていこうと思います。
子どもがいるからガマンが増えるのではなく、自分のマインドセットの問題だったんだなぁ。
少し図太く、強く、しなやかにやっていきたいものです。
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