モーニングnote:マイノリティじゃない人なんて、いる?

結婚して何が良かったかを夫婦で話すと、いつも「恋愛から解放されたのが良かったよね」という話になる。

夫とは恋愛観も価値観も全く同じではないけれど、恋愛の重要度が低めである、というところは共通している。

先日、たまたまTwitterで見かけたこのマンガを読んだ。

これは…!?と、kindleで買って一気に読んだ。共感というよりも「それでいいのか、そうか…!」という驚きがあった。

10代〜20代前半の苦しみは、特に恋愛と性にまつわるものの占める割合が多かった気がする。恋愛しないと変だから“しなければならない”、セックスは何歳までには“しなければならない”、彼氏がいない時期が長いのは問題だから、とりあえず“付き合わなければならない“そういう強迫観念に追い立てられて、焦っていた。焦るあまり、周りの子にも恋愛を経験するよう強いてしまったこともある。申し訳なかったな。

最近になってLGBTQ+の情報に触れる機会が増えて、「そのままの自分でいいんだ、人と違っていいんだ」という思想のように受け取っている。

性別が心と身体でおおむね一致していて(55%くらい)、異性愛者である(たぶん)自分でも、救われる部分がたくさんあると気づいた。

まず、「女」という性に自分を固定しなくていいというのが救いだった。それに恋愛とセックスが別のこともあっていいし、結婚の形も2人が心地よい在り方を模索して作ればいいだけだ。そう考えると心が軽くなった。

多くの人が、特に10代〜20代前半くらいでまだ自分の輪郭も曖昧で人の言葉を丸呑みしがちな人たちが、LGBTQ+のことをもっと知れたら、救いになるんじゃないかと思う。そういう方向を示してくれる良い作品でした。


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