スプーンやフォーク(ときどきお皿)を投げないでもらうための戦い
1歳半になった娘は幸いよく食べるし、食べることへの意欲がすごいので自分でスプーンやフォークを使って食べてくれます。
しかし、困ったことが1つ。
食事中にスプーンやフォークを投げるんです。
それも親の顔を見て、ニヤニヤしながらブラブラさせて「投げちゃおっかなー、どうしよっかなー」とフェイントをかけた上で、必死でやめさせようとする親の裏をかいて「ばーん!」と言いながら投げます。悪質…笑
時には食事が乗ったお皿ごと投げる時もあるし、牛乳の入ったコップを投げたこともあります。
はい。悲劇でした。
「置く」を根気よく伝える
「ダメ」と言わないという育児法もあるようですが、わが家では言いまくってしまっています。その結果、スプーンを投げたうえで、母の声真似をして「だめ。だめ。ねー。」と言うという流れができてしまいました…。
はい。「ダメ」は1歳には難しいですよね…。
投げるようになってから、ずっと「置く」を教えています。「置く」と言ってスプーンをテーブルに置く動きをして見せたり、「置く、だよ」とテーブルに置くように促したり。
できることもあれば出来ないこともありますが、今朝はなんと、スプーンをブラブラさせて「投げよっかなー」というフェイントの動きを見せた時にすかさず「置く!」と言ったら、本人も「おく!」と言ってスプーンを置くことができました。1ヶ月くらい「置く」をやり続けていますが、ようやく手応えが感じられました。長かった…。
投げたい欲求も満たしてあげる
保育園の先生からも色々とアドバイスをもらいました。あれこれ試した結果、一番伝わりやすかったのはこれです。
食卓にボールを置いておいて、「これはボーンしてもいいよ」というと、その日はスプーンやフォークを投げずに、投げたい気持ちになったらボールを投げる、ということができました。
まぁ、親にとっては「ご飯を食べさせながらボール拾いをする」という過酷な状況になりますが…「投げていいものといけないものがある」と覚えてもらうべく、頑張りました。
ただ、慣れてくるとまたスプーンを投げてしまいました。
だんだん投げる理由が分かってきました。
・食事に飽きてきた
・あーんで食べさせて欲しい
・みそ汁早く出せ(すみません、まだ冷めてないんです。すみせん。)
・フレンチトースト出せ(キッチンに行けば作れますけど…お許しいただけないようだったので…)
・なんだかムシの居所が悪い←これが一番多い
単に飽きてきただけの時はボールで対処できましたが、いろんな理由があるんですよね。
変な癖はコミュニケーションのきっかけ
まだ1歳。何か困ったことをしても月齢が進めば自然とやらなくなることも多いので、親が消耗してしまうほどしつけを頑張る段階ではまだないよな、と思います。
ただ、親子の信頼関係を作る時期でもあり、なんでもありではなくて、やってはいけない事があると覚えてもらうのも大事だと思い、なるべく伝えていこうと思ってます。
疲れてる時はスプーンを拾ってあげることすらできてないこともありますが…(平然と手でたべる娘よ…)
ただ、こういう癖も向き合ってみると子どもの欲求が見えてきて、何を考えてるのか分かってくるので、面白がりつつ試行錯誤していこうと思います。
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