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人と比べないとはどういうことか

「人と比べない」というのは、ヨガの練習でよく言われることです。

ヨガのポーズの練習を始めた頃は特に、周りの目が気になるものです。自分だけポーズが間違えているかもだとか、他の人ができていることが自分だけできていないのかも…だとか。

しかし、練習を続けていくと分かるのですが、誰もあなたのポーズを良い悪いでジャッジするようには見ていません。「自分はできてない」などとジャッジしているのは、自分だけだったんだなぁと、後になって気づきました。

人と比べるのではなく、ちゃんと見る

自分より上手にできている人を見ると落ち込む、ということがあるでしょう。

私は、「人と比べない」ようにしようと、さっとそこから目をそらし、見て見ぬ振りをすることがありました。

人と比べてあれこれ考えてしまうのを強制終了するには、その手段もアリです。しかし、どんなに目を逸らそうとしても、なかなか難しいものでした。見ないようにしたくても見てしまうし、考えないようにすればするほど考えてしまう…。

なので最近は、落ち込んだり妬んだりしそうになったら、もっとよく見てみるようにしています。

ヨガのポーズだと、「ああ、自分は腰が引けるクセがあるから後屈で脚を使うのが苦手なんだなぁ」なんて、課題が明確になります。

「あの人は、私と違って生まれつき能力が高いんだ」なんてスネるのは簡単で楽だけど、無意味だし自分のためになりません。

相手のことも自分のことも、よく見るようにして解像度を上げていくと、自分の進むべき道が見えてきます。

人と比べるのがダメなのではなく、ちゃんと見ずに、都合のいいところだけ抜き出して落ち込んだり妬んだりしても意味がないということなのかな、なんて思います。

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