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イシューから始めよ 効率化の本

安宅和人著 2019読了

MBA導入講座での紹介本。
マッキンゼーで11年勤めた著者が、生産性の高い人がやっている
「イシュー」を見つけ最速で答えを出すための鍵を解説。

よいイシューの3条件

1.本質的な選択肢である。
  一見イシューに見えても、その局面で答えを出す必要のないものは多い。
  ある人にイシューであっても他の人にとってはイシューではないことも多い。

2.深い仮説がある。
  一般常識、広く信じられている前提を崩せないか常に考える。
  新しい構造で現象を説明できないか考える。
  人間は2つ以上のものになんらかの普遍的な仕組みや
  数量的な関係があると分かると、理解したと感じる。

3.答えを出せる
  既存のやり方・技術では答えを出すことはほぼ不可能という問題は多い。

手がつけようがないと思う問題に関し、
「自分だけの視点」で答えを出せる可能性がないかという姿勢で、
学術的アプローチや事業分野を超えた経験を活かそう。

情報収集では、集め過ぎ・知り過ぎ禁物
人がある領域について関心を持ち、新しい情報を最初に得ていくとき、
はじめは色々な疑問を持つ。
それを人に尋ねたり解明していくたびに、
自分なりの理解が深まり、新しい視点や知恵が湧いてくる。

イシューを分解する
イシューは大きな問いなので、答えの出せるサイズまで分解する。
「型」:事業戦略立案時などに使う、「WHERE・WHAT・HOW」

ストーリーラインを組み立てる
分解したイシューに基づいてストーリーラインを組み立てる。
「WHYの並び立て」:最終的に言いたいメッセージについて、
理由や具体的なやり方を「並列的に立てる」ことでメッセージをサポートする。

「空・雨・傘」:課題の確認→課題の深掘り→結論

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