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“SDGs”と“人権”の切っても切れない関係

12月10日の世界人権デーにあわせておこなわれた長野県の人権フェスティバルにて「SDGsと人権」をテーマにお話をさせていただきました。

「SDGs」と「人権」は全く違う言葉の響きですが、切っては切れない関係であることを皆さんはご存知でしょうか?

人権とSDGs

世界中で取り組みが進められているSDGs(持続可能な開発目標)の根底には人権尊重があり、人間が生きる上でのさまざまな権利が保障されることを目指しています。

また、国連アジェンダの前文には

「誰一人取り残さないことを誓う」
「すべての人々の人権を実現する」

という言葉が明記されているのです。


そこで今回は、SDGsとは何かということはもちろん、それぞれの課題がどう人権と関わっているかをお話させていただきました。世界のSDGs課題の解決に向けた取り組み事例やクイズなども挟みながら楽しく学べるように工夫しています。

当日の様子

また、私個人の途上国を旅したときの経験をもとにした、リアルな貧困や労働・差別問題などをお話しました。

世界の途上国ではまだまだ明らかな人権侵害が当たり前のように行われている現実があります。
私自身、アフリカで児童労働をしていた方をお話を聞いたり、物乞いで暮らしているのに誰にも助けてもらえない子どもたち学生のころから沢山目の当たりにしたりしてきました。

アフリカで児童労働をかつてしていた子供達(相川美菜子撮影)

貧困や教育の問題解決は、「教育を受ける権利」「健康への権利」が守られることにつながります。

“人権を大切にしましょう”と言われると、抽象的で、なにからアクションすべきかピンとこない人も多いかもしれません。
そんな時は、ぜひ具体的に課題が示されているSDGsの17の課題をみて、ぜひ自分が人権のために何ができるか考えてみてはいかがでしょうか?

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