地味につらい3つの副作用
昨日、抗がん剤の6回目を投与した。これで12回のうちの半分が終わった。良く頑張った、自分!
以下は、今までの振り返り。
抗がん剤に酔っ払う
私は、抗がん剤を投与されると、我慢できないくらいの眠気に襲われる。投与後数時間はフラフラして動けない。頭痛もする。
一連のことを看護師さんに相談したら、
「それは酔っ払っているんだよ。頭痛は二日酔いの症状だね」
とサラリと言われた。
衝撃的だった。
どうやら、私の抗がん剤(パクリタキセル)にはアルコール成分が入っているそうな。普段、お酒を全く飲まない私は、薬剤のアルコール成分にベロベロに酔っ払っていたのだ。
なんか恥ずかしい話だが、原因が分かって安心した。
今は、投与後に休憩時間を設けたり、水分を多めに摂る事で対応している。看護師さんにも色々と配慮してもらっており、ありがたい。
どこまで下がるの好中球!?
3回目の投与後、好中球の値が1000を切った。好中球は白血球の一種で免疫を司るため、数が少ないと感染症に罹るリスクが高まる。
4回目の投与後には値が700台になり、抗がん剤投薬を一度延期した。そして、白血球の数を上げる薬を皮下注射した。
血液は骨髄で作られているので、骨髄がダメージを受けているようだ。でも、普段の生活では、白血球が少ないという自覚は全くない。何の症状もない。
だいぶお疲れ気味の骨髄を労ってやりたいのだが、どうやったら回復できるのか私には分からない。
密かに始まった足の痺れ
ついに痺れの症状も出てきた。きっかけはウォーキング。歩いている途中に急に足の裏がピリピリしてきた。理由が分からず、単に血行が良くなったのが原因だと思っていた。
その後、2週間くらいするとウォーキング以外でもピリピリするようになった。
病院からもらった副作用のガイドを読み、もしやこれが副作用の痺れかと青ざめた。
痺れは、正座した時のジンジンして歩けない痛みを想像していたが、そうでは無かった。皮膚がピリピリしてむず痒い感じ。感覚的には帯状疱疹に近いかも。
副作用は地味につらい
重篤な副作用が出てものすごく困っているわけではないけど、なんだか地味につらくなる時がある。やっぱり今までの身体の感覚とは違う。
それだけ強い薬を身体に入れているから仕方ないと分かってはいるけど。
まあ、今後薬が変われば、今の副作用がなくなるかもしれないし、あんまり深刻に考えず、一日一日をやり過ごそう。
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