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14w14d 初の助産院

3人目を助産院で産むと決意してから早一ヶ月
妊娠初期検査が終わったら、助産院へ来て下さいとの事だったので、母子手帳と紹介状と検査結果の紙と
妊婦健診の補助券(あわてて記名した)を持って
ドキドキしながら出かけた。
自宅から山を越えつつ50分
パートナーにも、陣痛がきたら、この山道を向かわないといけないから、予定日の一カ月前から、晩酌をひかえるように高圧的にお願いしながらのドライブ。
ついたのは、本当に実家感のある住宅だった。
普通の玄関をピンポンすると、リビングのようなところにおもちゃなどが整理されながら並んでいて
現在入院していた方や、とびこみの乳性炎の方が
いたりして、なにやら実家に妊婦が集まっているかのようだった。
はじめましての院長先生はご高齢でもとっても
優しく元気な方で、いろいろ話を聞いてくれ
病院の妊婦健診しか知らない私はちょっとした
カルチャーショックを受けた。
超音波を見てくれる時もすごく時間をかけてくれて
いろいろお話ししながらのまるで赤ちゃん観察タイム
これが、肋骨で、とかこれが頭頂部だねーといいながら
みていたら、クルッと赤ちゃんがこちらを向き
なにやら手を振ったので本当に笑ってしまった。
あれ!今手を振ったよね!!と近くにいた助産師さん達も一緒に笑ってくれて
こんな中でこの子を産めたら幸せだなと
心から思える場所だった。

が!ひとつ、注意点
助産院では、最初の妊婦健診は補助券が
使えないのだそうだ。
その為、医療機関だったらかからない
3000円を支払った。
それは構わないけれど、同じように、というか
それ以上話を聞いてくれて超音波をみてくれるのだから
どうして医療機関じゃないから助産院がその
補助から外れるのか???
それが本当に疑問。

そして、びっくりなことに、院長先生が
私の古い知り合いのなんとお母さんだったのだ。
彼女と出会ったエリアも違うのに、なぜ
人生に迷ってたどり着いた伊豆にその母がいるのだ。
本当にびっくりしたのと同時になにかすごいパワーで
私は今守られていると思えた。

離婚して、何もなくなったと思ったけれど
誰も知らない場所に子供とパートナーと暮らし始めて
心細い気持ちもあったけど
私の今までの人生がこれからの人生を守ってくれてる。
なぜか、本当にそう思えたのだった。

ちなみに性別はまだまだわからなかった。
だけど、ただいま絶賛、女の子な気がする!という
よくある妄想週間に入っているので
母子手帳ケースはめちゃめちゃメルヘンなやつを
購入してしまった。

つわりも少しずつ落ち着いてきた。
17時以降は生きる気力をなくすほどの
気持ち悪さだけど日中は動けるようになり
ようやく仕事に復帰する気になった。

仕事と子育ての両立問題については
永遠のテーマなのでまた考えようと思う。

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