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絵本1万冊計画

産まれてくる子に絵本を1万冊読み聞かせようと
決めた私。
公文には、うた200 読み聞かせ一万賢い子
という標語があるらしい。

実は私は中学受験をして地方の国立の中学に入学したのだけど、その時にもう1人、同じ小学校から受験をした
仲良しの男子がいて
(2人とも受かったら付き合おうと約束をしていた)
彼は公文塾を経営する母親の元でいつも勉強していて
とても優秀な子だった。
私は突然受験を決めたので、学校の先生には無理だと言われていたのだが、結果的に合格したのは私だけだった。
この事から私はずっと公文に疑問を抱いたまま大人になり
子供達を公文にいれようと思ったことはなかった。
ただ、この頃の佐藤ママに影響されて
塾にいれないまでも(中学受験の予定はない為)
この読み聞かせと童謡はやってみたいと思っているのだ。

この話を中3の長男にしたところ

「えーいいじゃん!すごいねー」と言ってくれた。
彼のいいところは、まず人を肯定するところだ。
なにを聞いてもまず肯定から入るので
すごく話しやすいし、話してよかったと
親バカながら思う。
しかも、一万冊なんてとてもじゃないけど
読んであげられなかったなぁと言ったら
「でも、たくさん読んでくれたよね。覚えてるよ」
と優しい一言に一瞬で涙腺崩壊しそうになった。
近所の書店に絵本選びに行ったり、図書館行ったり
保育園でもたくさん借りてきたよね、と話しながら
なにもしてあげてないと思っていたのに
絵本のこと覚えてくれてたんだ、と嬉しかった。

そして、一万冊への決意を全く同じテンションで
次男に話すと
「うわ!怖!!!!毒親やん笑」
と全くちがうリアクション。
次男が生まれた頃、長男にも手が掛かっていて、ほとんど絵本なんて読み聞かせてあげられてなかった。
その弊害かもしれない彼の言動に思わずカチンときた私。次男はあまのじゃくなので、大体人が言ったことを
否定気味から入る癖がある。
それは本当に良くないよ、ちゃんとまず素直に聞いて
それから自分の意見を言うようにいつも言ってるのだが
すぐ、かわいくないことを言うのだ。
これは、やはり絵本の読み聞かせは大事だと
痛感せざるをえなかった。

絵本をまず100冊集めようとしている今日この頃
(これまた齋藤孝さんに影響を受けている)
実家から持ってきたり、倉庫に眠ってたり
メルカリでちょっとずつ集めている絵本を
無造作に積んでいた一番上の絵本を見た次男

「あー!これ懐かしい!たくさん動物はいっちゃうやつだよね。俺好きだったー」と手に取ったのは
てぶくろという本

ウクライナの民話だったのは気づかなかった

みんなで仲良く住もうとしてたのに
最後に手袋とりにきて、動物追い出すのロシアやんと
11歳になった次男のコメントに
え、、となりつつも
なんだかんだ覚えてるんじゃん
かわいくないけどかわいいやつ。

先の見えない育児でも
いつかはこんな日がやってくる。
それがもうわかっているから
3人目の赤ちゃんが待ちどおしくて仕方ない。
絵本を何度もせがまれて
もーまたかよー、いいかげんにしてよ、とは
きっともう思わない。
いつのまにか、読み聞かせなんて出来なくなって
自分のことは自分で決めてしまうようになる。
その日まで私にできることは全部やってあげたい。
あっという間に、私の手を離れてしまう彼なのだから。





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