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本を血肉にする

夕飯のあと、台所を片付けたり、娘の制服のブラウスのボタン付けをしながら久々にclubhouseを聞いていた。

マーケティングの専門家すがけんさんの「過程も公開する本作りプロジェクト」について。

プロジェクトに参加する意義のひとつとして

多くの本は読んだだけになりがちだが、本は実際の生活やビジネスに生かさなければ意味がない。制作の過程に関わることで本を自分の生活に生かしていくことが出来る

という主旨のお話があった。

本を読むことが大好きなので、あらゆるジャンルの本を読んで来たけれど

読むだけで血肉となることは本当に少ないと実感している。

研究書や文学作品もメモを取ったり、まとめたり、人と話したりした時としない時では、自分の中への入り具合が全く違う。

まして実用書など、、

ダイエット本を読んだだけでは痩せないのは、自分自身で実証済み。

ビジネス書も感心して付箋をつけただけでは

売上にも仕事の効率化にも繋がらない。

若い頃は、本を読んだら完璧に真似したいと考えて挫折したけれど、

一冊の本からひとつでも生活に取り入れられたらヨシとするようになってからは、本の内容を血肉にできたと感じることが増えた。

欲張りつつも完璧を目指さずに

ご縁があった本を血や肉にしていきたいな、

と感じた

夜なべ仕事タイム。

人が本を作り、本が人を作る。

本作りに参加して本を血肉にする、という方法が

編集者ではなく一般に開かれる

新しくて面白い時代、いいよね。




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