モブキャラでもいいじゃん、という教育
小学校の学芸会で「主役1人」がタブーとなったのは、私の子ども時代くらいからか。
今や主役は場面ごとに別の子が演じるのが普通だ。同じ服を目印にかろうじて主役を見分ける。学校では平等が何より重んじられている。
「みんなが主人公」「子ども達一人一人が主役」と先生方が連呼し、端役を演じる子も主役であると諭される。
全く間違ってはいないし、全ての人は自分の人生の主役だ。
一方、我々は、小さい頃から「脇役」を貶める価値観を刷り込まれ過ぎている。
何者かであらねばならない、プレッシャー。
時に歯車であることにも意味があるし、たとえ意味がなくてもいい。
端役でもいいじゃん、モブキャラ上等、と思える教育も同時に必要なんじゃないかな。
親をやってると、モブキャラな自分を棚に上げ、子どもは主役張れるんじゃないかと期待しがちだ。期待をすることも大切だけど、、
子どもも自分自身も
モブキャラであることを卑下せず認められる明るさ。
今の時代を生きていく必須アイテムのひとつ
という気がしている。
もぶもぶ。
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