デブ化が止まらない時は　#人生に効く昔話の処方箋

人生最高体重を更新中の私への

セルフ処方。

お仲間いらっしゃったらご一緒に

日本の昔話「あぶら取り」をどうぞ。

怠け者の若者が「働かずに毎日旨いものが食えるところを教えてください」と氏神様にお祈りしたら、遠くの大きな家に行くようにお告げがあったんだって。

喜んだ若者が、お告げ通り大きな家に行くと、そこは本当に働かずに毎日ご馳走を食べさせてくれる家だったんだけど、ある日主人の留守に「見てはいけない」と言われた蔵を覗くと

そこに、ぶくぶく太った男が逆さに吊されて、炭火で炙られ、脂を取られていたの。その家は、客にご馳走を食べさせて、脂を搾り取る家だったんだよね。ひー。

若者は慌てて逃げ、追っ手から逃げ切ったとホッとしたところで夢から覚めた。これは神様の「ただ居て、食うな」というお告げでしたとさ、というお話なんだけど。

痩せられないマインドってかなり

この若者のマインドと近いよね。

楽して何とかなんないかな、っていう。

おやつ片手にダイエット本、

読んだだけで痩せたらいいのに〜と

つぶやいたりして。

なりたい自分をイメージして

ポジティブに痩せるのも大事だけど

時には

自分の怠け心に喝を入れて

炭火で炙られ脂を絞られる自分を

夢に見る荒療治。

さぁさ、

逆さに吊される前に

少し動こうか。